アメリカ音楽市場の売上、ストリーミングの売上比率が約80%に:2019年通期

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全米レコード協会(RIAA)が発表した最新の音楽販売統計によると、2019年通期のアメリカ音楽業界の売上は、ストリーミングサービスの売上が前年比20%増の88億ドル(約9710億円)で、レコード音楽の売上全体の79.5%を占めました。

2019年上期時点で、レコード音楽の売上全体の80%を占めていたので、そのまま変わらず通期で約80%を占めたことになります。

ストリーミング配信サービスの伸び率は引き続き好調で、2019年の有料サブスクリプションサービスへの加入者数は6040万件と、2018年の4690万件から29%も増えています。

一方、長らくいわれている通り、音楽ダウンロード販売は、アルバム・シングルともに減少が続いています。2019年の音楽ダウンロード販売による売上は、2006年以来初めて10億ドルを下回り、2018年比18%減の8.56億ドルとなりました。アルバムのダウンロード販売数は2018年比21%減の3.95億ドル、単独トラックの売上も15%減って4.15億ドルとなりました。

RIAA:Streaming services accounted for nearly 80% of all music revenue in 2019 (Via TechCrunch)

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