【2022年版】初心者向け!バンドでのおすすめキーボードと選び方

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今回はタイトルの通り「バンドを組んで初めてキーボードを購入しよう」とする人向けの内容です。

「キーボード」と一括りにしても、電子ピアノやシンセサイザーなど多くの種類があるので、「どうやって選べば良いか分からない」という人も多いです。

もちろん選ぶポイントは様々なのですが、今回は初心者の方がキーボードを購入する際に重要となるポイントを4つに絞って紹介します。

それでは、いってみましょう。

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初めてのキーボードを選ぶ際にポイント

今回は初心者向けという観点から「鍵盤のタッチ」「鍵盤数」「重さと大きさ」「音色」の4点について、キーボード選びのポイントを紹介します。

鍵盤のタッチ

キーボードを選ぶ際、最初に決めなければいけない 問題として「鍵盤のタッチ」があります。

鍵盤を押さえた時のタッチが重いか軽いか」は、キーボーディストにとって非常に重要な問題です。

僕もそうでしたが、ピアノから入ったキーボーディストにとって、キーボード・シンセサイザー系の軽い鍵盤タッチ(ソフトタッチ)は非常に弾きづらいです。というか、正直弾けたものじゃないくらい扱いにくいですよね。

「とてもじゃないけど軽い鍵盤で弾けない」という場合は、迷わず重たい鍵盤(ピアノタッチ)の一台を選んだ方が良いです。僕も最初に選んだ1台はCASIO製の電子ピアノ「Privia」でした。

しかし、後ほど述べる「重さ・大きさ」とも関係するように、基本的にピアノタッチの製品は88鍵と大きく、また重たい鍵盤が故に本体の重量も増えます。重たい楽器は何かと困る場面が多いので、「軽いタッチの鍵盤でも練習しようかな」という思いが少しでもあれば、ソフトタッチの1台をおすすめします。

鍵盤数

次のポイントは「鍵盤数」です。

いわゆるキーボード・シンセサイザーには49鍵/61鍵の製品が多く、電子ピアノ系には76鍵/88 鍵の製品が多いです。
88 鍵が普通のピアノと同じ鍵盤数ですね。

演奏する音楽のジャンルにもよりますが、はっきりいって本格的なクラシックを演奏しない限り88鍵は必要ありません。ピアノを習っていた方は思い出してみて欲しいですが、鍵盤の端から端まで使うことって少ないですよね。

僕が最初に購入したCASIO製のPRIVIAは88鍵でしたが、正直必要なかったなーと思っています。

反対に49鍵では弾きたい時に鍵盤が足りないというシーンに何度も出くわすことがあると思うので、61鍵や76鍵あたりの製品がおすすめです。

重さと大きさ

ここまで「鍵盤のタッチ」と「鍵盤数」について書いてきましたが、それらと関係してくるのが「本体の重さと大きさ」です。

88鍵のピアノタッチ製品は本当に大きくて重たいです。大体11Kg〜13kgあたりの製品が多いですね。

家でピアノを楽しむ目的であれば88鍵のピアノタッチ製品を購入しても問題ないでしょうが、バンドでキーボードを担当する場合は、スタジオやライブがある時は外に楽器を持ち運ぶ必要あります。

同じことを書いてしまいますが、88鍵のピアノタッチ製品は本当に大きくて重たいです。

僕は178cmと決して体は小さくありませんが、88鍵電子ピアノの持ち運びにはとても苦労しましたし、もう雨の日とか最悪でした。思い出しただけでも二度と持ち運びしたくありません。

ちなみに、今でも本音では「88鍵のピアノタッチ」を使いたいのですが、この「重くて運べない」が決めてとなり「ソフトタッチのシンセサイザー」を使いこなせるように練習する流れになりました。

なお持ち運びに関しても、やはり背中に背負えるソフトケースの方が両手が塞がらないので何かと便利でしたね。88鍵の電子ピアノを使っていた時はキャスター付きのハードケースで転がすタイプを利用していましたが、片手が塞がってしまいますし、何よりも電子機器なので運んでいる時の段差などでの振動などが気になってしまいました。

88鍵の電子ピアノケース

例えば以下のように88鍵の電子ピアノを持ち運ぶことができるケースもありますが、本当にやばいです。もう捨ててしまったので実際の写真を比較することができませんが、先程も書いたように88鍵の電子ピアノって1メートル30センチ、重さ15Kgくらいが標準なので、本当に持ち運びに不便です。家でゆっくり弾く分には良いんですけどね。

 

一方、こちらのように61鍵のケースは、パット見でも分かるように小柄です。

音色の多さ

最後に「音色」に関してですが、大前提として音色は多い方が良いに決まっています。

一般的な電子ピアノは、「ピアノ」「E・ピアノ」「ストリングス」「オルガン」といったベーシックな音色が10〜20種類内蔵されている製品が5〜6万円といった価格帯で販売されていますが、同じ値段を出してシンセサイザーを購入すると1000種類以上の音色が内蔵されていたりもします。

自分が演奏したい音楽のジャンル・バンドの方向性にもよりますが、先ほど紹介した「鍵盤のタッチ」や「鍵盤数」にこだわりがないのであれば、予算の範囲内で音色は豊富な方が音楽の可能性を広げます。

僕のオススメは、61鍵のシンセサイザー

いかがでしょうか。

ここまで僕自身の経験を元に、キーボード選びのポイントを紹介してきましたが、僕自身のおすすめは、やっぱり「61鍵のキーボド/シンセサイザー」です。

これさえあれば、様々なジャンルのバンド・サウンドに対応できます。

僕はRolandのJunoをずっと愛用していますが、RolandのJunoシリーズは本当に素晴らしいシンセサイザーです。

ここに辿り着くまでに3台ほど電子ピアノやシンセサイザーを使ってきましたが、何より約5Kgと軽量で持ち運びに便利ですし、今回は書いていませんが音作りなどにも満足しています。

そうした経験も踏まえて、2018年最新のキーボードをおすすめのランキング形式で紹介していきます。

2019年版オススメの61鍵シンセサイザーランキング

Roland JUNO-DS61

マルチユースのシンセサイザー
JUNO-DSは、とにかく軽くて音色も豊富なマルチユースのシンセサイザーです。最初にも書きましたが、持ち運び前提のキーボードは、本当に「本体の軽さ」が重要になってきます。軽量コンパクト設計で、初心者にも優しいシンプルな操作性、さらには電池駆動で電源がない場所でも演奏できると、かなりの優れものになっています。おすすめはキーボードタッチの61鍵版ですがピアノタッチの88鍵版もありますよ。

KORG KROSS 2 61鍵

クラス内でも最高峰の軽量設計3.8kg
これまでも様々シーンで使われてきたKORG KROSSが、KROSS 2としてモデル・チェンジしました。新規サンプリングを含む1,000以上のプリセット・サウンドに加えて、拡張PCMメモリーによる追加もできます。ワークステーションとして本格的に活用できるパッド・サンプラーを16個搭載し、USB オーディオ/MIDI インターフェイス機能も搭載してたことから、スタジオ/ライブシーンだけでなく、楽曲制作の場面でも活用できます。61鍵盤モデルと同等の機能を備えたピアノタッチの88鍵盤モデル(KROSS2-88)もあります。

Roland FA-06

プロ仕様の本格派ワークステーション
FAシリーズは、プロクオリティにも耐えられる本格派のワークステーションです。16個のパッドを駆使して音源サンプラー、ループで録音可能なシーケンサー、DAWとの連携なども実現し、楽曲の制作からライブシーンまで活用できます。正直、全くの初心者にはオーバースペック気味ですが、これさえあればずっと使い続けらる1台です。こちらも61鍵のFA-06、76鍵のFA-07はキーボードタッチ、88鍵のピアノアクション搭載のFA-08の3タイプがあります。

YAMAHA MX61

気軽に使える本格派シンセサイザー
MXシリーズは「良い音を気軽に持ち運ぶシンセサイザー」をコンセプトに作られている軽量コンパクトボディーの61件シンセサイザーです。4.8kgとコンパクトつくりながら、1,000音色以上をプリセットで搭載しており、スタジオ/ライブと様々なシーンで利用することができる1台です。

CASIO CTK-2550

本当の初心者向けエントリーモデル
最後に紹介するのはCASIOが販売しているキーボード「CTK-2550」です。このモデルは何と言っても1万円台という本体価格が魅力的で、「これからキーボードを初めてみようかな」という初心者にはピッタリです。あまりオススメしませんが、ステレオ標準ジャックも搭載しているので、本気を出せばライブステージでも使うことができます。趣味で始めたバンドなどであれば活躍できますね。

以上が僕のおすすめする61鍵のシンセサイザーランキングです。最初にも書いた通り、僕の1番のおすすめは「Roland JUNO-DS61」です。

本当に最高の1台ですよ。「ピアノタッチしか弾けない!」という人も、楽器店で試奏などして「お、練習すれば使えそうだな?」と感じれば、軽量なシンセサイザーを選んでみてください。

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