2014年5月結成で、疾走感溢れる正統派の邦楽ロックを奏でる3ピースバンド「Enel(エネル)」さん。
気持ちい良いほど正統派サウンドのロックが魅力的なバンドさんだ。
王道のギターロックが気持ちいい
SoundCloud上に多くの音源が公開されているが、キャッチーなギターを主体としたギターロックがバンドの柱になっているようだ。
そこに乗っているボーカルのメロディも素敵だし、タイトにビートを刻むドラムとベースもカッコいい。
悪い意味ではなく、本当に王道のギターロックサウンドとして完成されている。
これこそが「邦楽ロック」という印象の音楽ばかりなので、邦楽ロック好きにはオススメのバンドさん。
Lost
ロック調のイントロから入る疾走感溢れるナンバー。
僕はこんな感じのイントロ好きだ。
Aメロに入るといったん落ちるものの、すぐに疾走感を取り戻す。
サビに向けては勢いを持たせ、サビでは一気にサウンド全体を爆発させている。何かを語りかけるようなボーカルの歌い方というか声質も曲調にマッチしていると感じた。
2番に入ってからもAメロ前半は落としているけど、ここで「落とす」という曲構成が強弱をハッキリさせて楽曲の輪郭を出していると感じた。
何度も書いてしまうが、本当に気持ち良いくらい王道の邦楽ロックサウンドが魅力的だ。
バイバイ
YouTubeにライブMV風が公開されている一曲。
こちらもキャッチーなギターリフから始まるアップテンポのナンバーだ。
Aメロでブリッジミュートを駆使しながら刻むギターリフが、曲のキャッチーさを加速させる。
正統派サウンドなのでBメロではアルペジオで少し落ち着いた表現が入るものの、全体的に勢いやキャッチーさは失わずにサビへと入っていく。
その後、2番サビ終わりはお約束のようにCメロに入ってギターソロへと続くが、こういった王道の曲構成も正統派ギターロックバンドとしての味を出していると思う。
本当に「邦楽ロック」好きにはオススメしたいサウンド。