元ネタはこちらです。
参考:The Popularity of Music Genres, 2005-present
海外メディア「DIGITAL MUSIC NEWS」にて、Googleがベータ版として提供している「measurement analysis of topics(トピック測定分析)」を利用して、人気の音楽ジャンルを調べたという記事です。
この「measurement analysis of topics(トピック測定分析)」が何を指しているか分からなかったので、今回は「Google トレンド」を 利用して、日本で多く検索されている音楽ジャンルを調べてみました。
それでは、いってみましょう。
Google トレンドとは?
Googleトレンド」とは、Google検索において対象のキーワードがどのくらい検索されているかを調べることができる無料のツールです。キーワードがどの程度検索されているか、対象の期間や国を選択して、「ロック 音楽」や「クラシック 音楽」などといったキーワードがどのくらい検索されているかを確認することができます。
検索された数の絶対値を知ることができるわけではなく、あくまで検索数の最も多かったピーク時を100として、そこから比較し他期間の検索数をグラフ化しているものです。
音楽のジャンルで調べたところ、EDMの伸びがすごい
今回は2004年〜2015年までの間に、「ロック 音楽」や「ポップ 音楽」といったワードがどの程度検索されたか調べてみました。
「ロック」「ポップ」といった一言だけで調べてしまうと「鍵のロック」や「iPhoneのロック画面」などで検索されるワードまで拾ってしまうので、「ロック 音楽」としています。みなさんも検索するときはこんな感じで調べると思います。
その結果、EDMの検索数がとてつもなく伸びており、かなりの勢いを感じました。
このように、「音楽」というキーワード自体、検索数が減ってきていますね。
EDMの人気と勢いから目が離せない
というように、「ロック」や「ポップ」「クラシック」といった音楽ジャンルでのキーワード検索数は、少しずつ減ってきているようです。
しかし、「EDM」という言葉は、新しく登場してきた音楽ジャンルだからこそ、みんなどういうものか気になって検索が増えているともいえます。そして、「ロック」や「メタル」は、今更検索するまでもないという可能性もあります。
基本的にGoogleトレンドは、検索キーワードの数がひとつ指標になっているので、新しい音楽ジャンル(=新しい言葉)が出てくると検索される数も増えますので、そういう意味では、「EDM」というジャンル(=言葉)は、すでに多くの人の目や耳に触れ、日本においてもすっかり認知されてきているとも言えますね。
元ネタの「DIGITAL MUSIC NEWS」の記事においても「EDM」が伸びているという結果でしたので、世界的に見ても「EDM」地位を確立しているといえます。
日本におけるEDMの勢いと人気、今後も伸びていきそうです。