Amazon Musicが、最大ビットレートが850kbps(16bit/44.1kHz)のロスレス音質「High Definition」(HD)と、最大ビットレートが3730kbps(24bit/192kHz)の「Ultra High Definition」(Ultra HD)サービスを開始しました。
2種類のロスレスオーディオを提供
Amazon Music HDでは、「High Definition」(HD)と「Ultra High Definition」(Ultra HD)の2種類のロスレスオーディオが提供されます。
HD楽曲のビット深度は16ビット、最小サンプルレートは44.1kHz（いわゆるCD音質と呼ばれているもの）、平均ビットレートは850kbpsです。
Ultra HD楽曲のビット深度は24ビット、サンプルレートは44.1kHz〜192kHz、平均ビットレートは3730kbpsです。
サービスにより違いはありますが、月額1000円前後のサブスクリプション型音楽ストリーミング配信サービスでは、最大でも320kbpsのビットレートで音楽が配信されています。
320kbpsのオーディオファイルは、ファイルサイズ削減のために、元のオーディオから人間が聞き取れない部分での詳細なデータ(音)が削除されていますが、ロスレスオーディオでは、元の録音情報を保持したまま、高音質で楽曲を配信します。
しかし当然ながら音質が良い分、サービスの利用料も高くなるわけで、気になる金額はというと…
料金はプライム会員なら月額1780円！
今回、「High Definition」(HD)では6,500万曲以上、「Ultra High Definition」(Ultra HD)では数百万曲をラインナップしており、Amazonプライム会員であれば月額1,780円(税込)で、プライム会員以外も月額1,980円(税込)で利用できますよ。
既に「Amazon Music Unlimited」に加入している場合は、月額1,000円(税込)の追加料金で利用可能です。
また、Amazon Music HDの90日間無料体験も提供されていますので、この期間でロスレスな音楽を体験することも可能ですね。
正直、僕は耳がそんなに良くないのか、ストリーミング配信の音質の良し悪しがそこまでわからないですが、(さすがに64kbpsとかまで荒くなるとわかりますよ)、どんどんテクノロジーは進化していきますね。
気になる方は、是非試してみてください。
Source：
