たまにはゲスい内容でも。
世間ではベッキーとゲスの極み乙女。の騒動や、その裏で狩野英孝と川本真琴が騒動になっていたりとゴシップネタに尽きないですが、この騒動で、どちらでも上がっているキーワードが「バンドマン」と「メンヘラ」。
「やっぱりバンドマンはダメだ」(狩野英孝も広い意味でバンドマン)
「バンドマンにはメンヘラ女ばかり寄ってくる」
「バンギャはメンヘラが多い」
などなど、なかなk辛辣な意見が飛び交っていますが、僕自身の経験も踏まえ、メンヘラ女とバンドマンの特徴や、その付き合い方について真実を語ってみようと考えました。
メンヘラ女の特徴とバンドマンにハマる理由
まず、メンヘラの定義と特徴を再確認してみましょう。
以下、Hatena Keywordからの引用です。
「精神疾患・精神障害を持つ人」という意味。
「メンタルヘルス」(心の健康)という言葉が匿名掲示板の2ちゃんねるなどで「メンヘル」と略されるようになり、さらにそれに -er 形がついて「メンヘラ」という言葉が生まれた。
メンヘラの特徴
自傷行為、リストカット痕がある
やたらとトラウマを告白してくる
初対面でいきなり重い話をする
薬を飲んでいることをアピール
異常な「かまってちゃん」
前髪をパッツンにする、自分で前髪を切る
尋常でないエロさを持っている
気持ちの浮き沈みが激しい
予定を細かく把握したがる
自称“男っぽい”女
すぐに涙をみせる
異常な愛情を注ぐ女
自分の否を認めない引用:メンヘラ[めんへら]
お、おう・・・言葉にするとなかなか激しいですね。
しかし、こうやってみると、なぜメンヘラ女はバンドマンにハマるのでしょうか?
バンドマンにいきなり重い話しても軽く流されるだけですし、かまってほしくても暇もお金もないですし、バンドマンの予定なんて把握しても、スタジオとバイトとライブだけです。
メンヘラ女さん側からして「バンドマンでないとダメだ!」という明確な理由が見当たりません。というか、むしろバンドマンなんてメンヘラ女さんをロクに満足させられないと思うのですが。。。
ということで、ここで唱えたい説が「実はバンドマン側がメンヘラ女にハマっている」です。
バンドマンがメンヘラ女にはまる理由
これは、僕自身の経験も踏まえての考えです。
少し長くなりますが、僕の自分語りとともにお付き合いください。
- 僕とメンヘラ女の出会い
これは約10年くらい前、僕が現役バンドマンだった頃です。
そう・・あれは・・・冬の寒い日のライブ終わりでした。
いつものようにライブを終え外に出ると、ありがたいことに何人か出待ちの女の子がいました。
当時シンセサイザー担当だった僕は「はいはい、どうせギターかボーカル待ちですよね。俺はモテないベース(失礼)と一緒に、さっさと飲みに行きますよ」とか思っていると、
「○○さん!」
と、僕を呼び止める女の娘の声が聞こえるではありませんか。
「はい?」
と、そちらを見るとそこには・・・このクソ寒い冬にもかかわらず、短いスカートに生足、ふわふわしたニット(肩が出ている)を着た、黒髪ロングの女の娘がいるじゃないですか。
「前からファンだったんです!またライブ見に来ていいですか?」
なんて、嬉しいことを言ってくれるじゃないですか。
そんなの良いに決まってますし、むしろ来て欲しいですし、「モテたい」という下心とともにバンド活動をしていた僕は、その子のエロさ溢れる服装も相まって正直舞い上がりました。
その後その娘は、何度もライブを見に来てくれるようになり、わざわざ僕の前を陣取って(シンセは大体ステージの右端にいる)ライブを聴いてくれたりして、結局、僕は個人的に連絡を取るようになったんですよね。
それが僕とメンヘラ女の出会いでした。
- 尋常でないエロさと異常な愛情に満たされる日々
その後、紆余曲折を経て、「付き合う/付き合わない」みたいな明確な定義はないものの、僕はその 娘と親密な仲になりました。(いろんな意味で)
僕のライブには毎回足を運んでくれますし、毎日のように会いたいと甘えてくれますし、会えないと泣いてくれますし、どんなに夜遅くても僕の気が向くときは家まで来て満たして(何を)くれますし・・・。
今思えば、これがメンヘラ女の特徴である「尋常でないエロさと異常な愛情」だとは思うんですが、これにハマって満足していたのは、バンドマンである僕の方だったんですよね。
この先、自分たちが売れるかどうかも分からない、バンド活動がどうなるか分からないという不安や、自分たちの音楽を認めて欲しい、俺たちはこんなものじゃない、といった承認欲求が溢れているバンドマンである僕にとって、
「頑張っているあなたを応援したい」
「あなたの音楽が好き」
「いや、音楽もだけど、あなたのことが好き」
と言って、僕を求めたり尽くしてくれる彼女に、僕はすっかりハマっていました。
もちろん当時はメンヘラなんて言葉も無かったと思いますし、「振り返ってみれば」という視点で言えることですが、明らかにハマっていたのは僕の方でした。
- メンヘラ女との破局とその後
しかし、そんな関係も長く続かないものです。
大事なライブ前やスタジオの日にも「会いたい」「会いたい」「会いたい」「寂しい」「寂しい」「寂しい」を連発されて、僕は耐えられなくなってしまったんですよね。
はい、振り返ってみても僕は最低です。
そして僕との関係が悪くなってくると、メンヘラ女さんは、あろうことか僕のバンドメンバーに、僕自身のあることないこと吹聴するようになり、ついには一線を越えてしまうんですよね。
もう絵に描いたような泥沼だったんですが、一線を越えたメンバーもバンドマン、やはりメンヘラ女にハマってしまったんです。
僕との出来事を「トラウマ」のように「重く話され」、「エロく」「甘え・求められた」んだと思います。
求められたらしょうがないよね、バンドマンだもんね。
自分を必要としてくれたんだもんね。
その後のことは、これ以上書くと関係ないのに長くなってしまいますが、最終的には同じメンバーでバンドも続けてメンヘラ女さんとの関係もなくなりました。もしかしたら、メンバーの誰かは繋がっていたかもしれないけど。笑
結局はお互い依存しているだけ
ただ、ここまで読んでいただいて気づいている人もいるかもしれませんが、実はこれら一連のやり取りは、メンヘラ女さん側にとっても満たされていた内容になっています。
メンヘラ女さんもかまってもらえるし、自分を求めてもらえるし、頑張っている彼に対して愛情を注げるし。
まさに、win-winってやつですね。
なので、僕は声を大にして言いたいです。
「バンドマンにメンヘラ女が一方的に近づいてくるのではなく、バンドマンもメンヘラ女を求めているんだよ。」
と。
そしてその結果、
「お互いが依存し合う、素晴らしい関係ができるんだよ。」
と。
いや、もちろんコレはダメなんですけどね。
必ずどちらかが限界をむかえると思います。僕の場合は、僕が先に限界を迎えました。
まぁ何が言いたいかというと、大事なことなので2回言いますが、
「バンドマンにメンヘラ女が一方的に近づいてくるのではなく、バンドマンもメンヘラ女を求めているんだよ。」
おしまい。