LINEモバイルは、同社のMVNO事業において、音楽配信サービス「LINE MUSIC」のデータ消費がカウントフリーとなる「MUSIC+プラン」を追加しました。
これまでは「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」といったSNSサービスをデータ消費無しで利用できました。
今回提供開始の「MUSIC+プラン」では、本日より定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」のデータ通信量もカウントフリー対象サービスとなります。(後で書きますが、LINE MUSICの利用料は必要です。)
MUSIC+プランは最安3GB(データ通信)月額1,810円、3GB(データ+通話/3GB)2,390円からの提供です。
LINE MUSICの利用料は別途必要
今回のリリースを見て、「MUSIC+プラン」に加入すれば「LINE MUSICの利用料も無料になる」と一瞬勘違いしました。
実際にはLINE MUSICの利用料(月額500円 or 月額1,000円)が別途必要で、あくまでLINE MUSICの通信量が無料になるだけでした。
僕が期待していたのは「LINE MUSICの利用料も無料になるプラン」だったので若干期待ハズレというのが正直な感想ですが、詳細を見ていきましょう。
「LINE MUSIC」カウントフリー対象範囲
- 「ホーム」「カテゴリ」「検索」「マイミュージック」の各画面表示・利用
- 音楽、音声の視聴
- オフライン再生のための音源保存(楽曲のダウンロード)
高音質でのストリーミングは通信制限の対象になる可能性も
今回提供が始まった「MUSIC+プラン」ですが、気になる注意書きもありました。
プレスリリースによると、「MUSIC+プラン」で推奨しているLINE MUSICのストリーミング音質設定は「音質-中」としており、「音質-高」で長時間利用した場合、通信を制限する可能性があるとのこと。
LINE MUSICでは公式にビットレートを公表していませんが、おそらく「音質-高」で聴いた場合、最大で320kbps程度のビットレートであることから、30分程度連続で音楽を聴いただけで1GBのデータ通信量になるはずです。
仮に3GBのデータ通信専用プランを利用しているユーザーが3時間ほど「音質-高」で音楽を聴いただけで上限のデータ通信量に達してしまうので、それを防ぐための対策でしょうね。
やむを得ない対策であるとは思いますが、利用には注意が必要です。
MUSIC+プランの料金体系
最後に本日から提供が始まったLINEモバイルのMUSIC+プランの料金体系を紹介しておきます。
繰り返しになりますが、LINE MUSICに加えてLINE、Twitter、Facebook、Instagramといった各種SNSのデータ通信量が無料になっているプランです。
各サービスのデータ通信量無料だけでなく、純粋な月額料金で比較してもドコモなどの大手キャリアよりは格安になっていますね。
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