なんだこれ、、、すごいの見つけてしまいました。
僕は舞台やライブステージの「生ライブ配信」とか「360度・VR配信」とか色々追いかけてブログでも紹介してきたけど、また一つ新しいエンターテインメントを見つけてしまった。
知っている人は既に知っているかもしれないけど、ちょっと衝撃を受けたので、今回は新しい2.5次元アイドル「AR performers」について紹介していきます。
そもそも「2.5次元」とは何なのか。
まず「2.5次元」って言葉自体は2014年〜2015年頃にかけて、使われ出すようになってきました。
一般的に「2次元」とは縦・横といった「平面」の空間を表していますが、音楽や芸術といった文化においては、アニメやゲーム・漫画など非現実的なものを指す時に使われる言葉でした。
一方で一般的な「3次元」とは、縦・横に高さが加わって「立体」の空間を表していますが、文化面においては、アニメやゲームといった「2次元」と対比する意味で、現実世界を「3次元」と表現する時に使われています。
そんな中で、文化的な意味合いをもって「2.5次元」という言葉が登場します。
そう、言葉の額面通り「2次元」と「3次元」の間を意味しており、「アニメや漫画などの2次元のキャラクターが、舞台やパフォーマンスなどで現実世界に出てくる時」に、2.5次元という表現が使われだしました。
有名なところでいうと「テニスの王子様」や「弱虫ペダル」といった漫画が現実の舞台化された時や、ゲームのドラゴンクエストの舞台などですね。
他にもアニメ「ラブライブ!」などから声優さんたちが現実世界でもユニットとしてデビューしたりしています。
繰り返しますが、このように「アニメや漫画などの2次元のキャラクターが、舞台やパフォーマンスなどで現実世界に出てくる時」に、2.5次元という表現が用いられてきました。
AR performersは、何が新しい2.5次元なのか
そんな中、今回僕が知った「AR performers」ですが、何がこれまでの2.5次元と異なり新しいのかといいますと・・・・。
これまでの流れとは逆なんです。
3次元である現実世界から、逆に2次元であるデジタルの世界に入って、AR技術を駆使しながらライブパフォーマンスをしています。
とりあえず、動画を紹介しておきます。
『AR performers βLIVE(ベータライブ)』第2公演 REBEL CROSS
どうでしょうか。
声優さんがアニメのキャラクターとして歌っている延長に見えるかもしれませんが、お客さんと自然な掛け合いを行っており、ちゃんとそこに人(キャラクター?)がいるんですよね。
会場のお客さんも、むちゃくちゃ楽しそうです。
決められた台詞だけをいうデジタルのパフォーマンスではなく、しっかりと「リアルなライブパフォーマンス」をしています。
これはまさに「2次元のキャラクターが3次元に出てきて触れ合えるようになった」ことと同じ流れで、「3次元のアーティストが2次元に入っても触れ合えている」という意味で、新しい2.5次元なんですね。
「AR performers」は、既に2017年1月にディファ有明で1stライブイベントも開催し大盛況に終わっていたようで、本日2ndライブについもて発表されていました。(それで僕も知った。)
なんならエイベックスとアーティスト契約も締結済みのようなので、今後どのような活動になっていくか注目ですね。
右肩下がりと言われている音楽産業ですが、フェスやライブ、音楽ストリーミングサービスにライブの生配信、そして今回の新2.5次元ライブなど、いろいろなサービスが登場してきて面白いですね!
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