Appleが手がける定額制音楽配信サービス「Apple Music」の会員数が5,000万人を突破しました。
Appleのティム・クックCEOがBloombergのインタビューで明かしたとのことです。凄い勢いですね。
Apple Music、わずか1ヶ月で1000万人の会員数が増える!
つい先月、2018年4月にApple Musicの有料会員数が4,000万人を突破したと報じられたばかりですが、そこから、わずが1ヶ月足らずで1000万人の会員が増えました。
Apple Musicには無料トライアル期間があるものの、無料プランは存在しないので、実質、最大で5000万人が有料会員ということになります。今回のインタビューでは5000万人のうち、無料トライアル期間中のユーザーが何人いるのかは明かされていませんが、いずれにしても勢いがあります。
ライバルにあたる世界最大の定額制音楽配信サービス「Spotify」には7500万人の有料会員がいるので、数では負けているものの、Apple Musicが追いつき追い抜くべく順調に会員数を増やしていますね。
オリジナルコンテンツも強化
また最近のAppleは、Apple MusicとSpotifyとの差別化を図るために、多くの施策を打っています。
例えば、アーティストやスーパースターなどセレブが、司会者ジェームズ・コーデンと一緒に車の中でノリノリで歌い出す「Carpool Karaokeシリーズ」は、司会者ジェームズ・コーデンが引き出すアーティストの素の部分が人気を集めており、Appleの目玉コンテンツになっています。(ちなみにジェームズ・コーデンは映画ピーターラビットで声優を担当してます)
また、アプリ開発者の金の卵を見つけるオーディション番組「Apps Planetシリーズ」なども注目を集めており、Spotifyには無い、オリジナルのコンテンツを会員に提供することで、差別化を図っています。
詳細は明らかになっていませんが、今後もオリジナルの連ドラ配信を計画したりしていますので、Apple Musicの会員数がSpotifyに追いつく日も、そう遠くないかもしれません。