アメリカ時間の11月10日、ついにApple MusicのAndroid版アプリがベータ版としてリリースされました。
Android4.3以降をサポートしており、僕の手元のAndroid5.0でも動作しました。この端末は近いうちにAndroid 6.0 Marshmallowにアップデートする予定なので、その時にも追記しようと思います。
アプリはGoogle Play からダウンロード
Google Playを起動して「Apple Music」と検索すると・・アプリが出てきます!
個人的には、AppleのアプリケーションがGoogle Play上に並んでいることに、何と無く不思議な感じがします。iPhone(App Store)には、GmailやGoogle MapなどのGoogle製品が多くありますが、このパターンは珍しいですよね。
「世界の音楽。3ヶ月無料。今ベータインチ」という無理やり日本語翻訳に苦笑いしながらも、このあたりからユーザー獲得に向けたアップルの本気度が伺えます。
機能はiOS上のアプリとほぼ同じ!
アプリをインストールすると、新規でApple IDを作成するか、既存のApple IDを利用するか選択する画面が表示されます。当たり前といえば当たり前なんですが、やっぱりAndroid端末上でApple IDを入力するのは、不思議な感じです。。
機能面においても、新規のユーザーであれば3カ月無料トライアルを利用できたり、アップルがおすすめするプレイリストを聴くことや、僕の大好きなラジオ「Beats 1」を聴くこともできます。
現時点で明確に「できない」とされていることはミュージックビデオの再生です。その他、Android端末から申し込めるプランは個人プラン980円のみとなっており、ファミリープランの利用にはiOS端末かMac OS端末が必要となっています。
今後、獲得会員数はどうなるのか
10月20日の時点で、Apple Musicの有料会員数は650万人との発表がありました。
一方で世界的なライバルであるSpotifyの有料会員数は2,000万人と発表されています。当然Spotifyは、Android端末でもiOS端末でも利用できました。また、僕も利用しているGoogle Play Musicもサービス開始当初からAndroid/iOSの両方で利用できました。国内サービスのAWAやLINE MUSICも当然両方で利用できます。
今回、AppleがAndroid向けにアプリを提供したのは本当に異例だと思いますが、やはりライバルと同じ土俵に立つため行うという考えでしょうかね。