
2008年結成で都内や千葉を中心活動中のエモロックバンド「Several Calamities(セベラルカラミティーズ)」さん。英語歌詞を基本にした、少しセクシーでメロディックなボーカルが印象に残るバンドだ。
いや、マジで声がカッコイイ。
これ何かエフェクター通してる?って言いたくなるほど、ボーカルさんの声が特徴的でかっこいい。少しかすれた声が本当に何とも言えない儚さというか、そういった感情を表現しているようだ。
伸ばした声の語尾とかが少しガラガラになる部分とか、かなり僕のツボに入っている。
2015年9月現在は、ギターボーカル、ドラムのメンバーにサポートベースを迎えることで、3ピース編成で演奏している。
Shape Of Rage
2014年発売のMini Album「Share The Life」に収録されており、ハードロックを彷彿させるようなリフから始まる一曲で、YouTubeにMVが公開されている。
メロディパートが始まってからも楽器隊のリフは結構重ためだが、ボーカルの声やフレーズがメロディックなのでそこまで重たさを感じさせず、どちらかというと切なさや独特の空気が出ている。サビに入ってからは切なさがより増強されて、本当に「儚い」という言葉がぴったりなメロディーになる。
その後2番に入ってからは、感情的、エモーショナルな音楽を表現するかのようなクリーンギターサウンドとボーカルの声が、とても良い感じに掛け合い絡みあっていると感じた。
2番終わりにはスクリーモパートも入っているので、エモ、スクリーモにハードロックの要素を取り入れたナンバーという印象だ。
In The Brilliant Moment
こちらもMini Album「Share The Life」に収録されいるバラード調のナンバー。この曲もやはり透き通ったギターサウンドとボーカルの声がマッチしており、サビに入ってからの力強くも少し切ないボーカルさんの声が印象に残る。
約5分50秒という超大作の楽曲だが、2番に入ってからはメロディーラインでも変則的なブレイクを入れたりすることで、曲にアクセントを出している。その後のサビ終わりには、曲の雰囲気に合った唸るようなギターサウンドが入ってくるところもカッコイイ。
最後は一度落として加速をつけてから大サビにつながる流れだが、長い楽曲が一つの物語のようだ。
このアルバム、他の曲は重たかったり激しめの曲がメインなので、僕はこの静かな感じを気に入っている。ちなみに、次に収録されている「Stay Free」も渋いメロディーラインが印象に残っているので、是非聴いてみてほしい。