Pandoraは米国時間9月15日、かねてから噂されていた定額制音楽配信サービスへの参入とは若干ことなるものの、楽曲のスキップやリピート再生、オフライン再生などが可能になる「Pandora Plus」を開始しました。
今回新しく登場した「Pandora Plus」は月額4.99ドルで加入することができ、広告なしでオフラインで音楽を聴いたりすることができます。
オンデマンド型のサービスではなかった
8月にはウォール・ストリート・ジャーナルなど複数のメディアが「Pandoraはオンデマンド型の音楽ストリーミングサービスに参入か?」と報じていましたが、結果的にサービスの提供形態は違いました。
もしかすると今後オンデマンド型のサービスを開始するかもしれませんが、今回の始まった「Pandora Plus」では、「好きな音楽を指定して聴く」ことはできないようです。
その分月額4.99ドルと、Apple MusicやSpotifyなどライバルと比べて半額の料金体系ですね。
Pandoraの魅力は、ユーザー好みの音楽を自動でレコメンデーションしてくれる機能なので、好みにあった音楽を流しっぱなしで聴きたい人にとっては、良いサービスかもしれません。
無料でも広告ありで利用できる
今回始まった「Pandora Plus」の楽曲リプレイやスキップ機能ですが、広告表示を受け入れれば、無料でも利用することができます。
スキップ機能のみ無料ユーザーの場合は時間あたりの回数制限があるようですが、無料でもある程度利用できるのはありがたいですね。
Apple MusicやSpotifyといったオンデマンド型の音楽ストリーミングサービスが有料・無料問わず一気に加入者数を伸ばしてきていますが、ラジオ型のPandoraも時代に合わせて変化を重ねて、ユーザーのニーズにあったサービス形態を模索しているようです。
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