海外ニュースサイト「DIGITAL MUSIC NEWS」および「THE VERGE」によると、Facebookがソニー・ミュジック、ユニバーサル・ミュージック、ワーナー・ミュージックの世界3大レーベルと、”なんらかのユニークな取り組み”について協議しているそうです。
詳細は何もなく交渉の初期段階ということですが、情報筋の一つによると「動画を含む何か」ということなので、続報を待ちましょう。
音楽ストリーミング配信の次は動画へ
日本でもここ最近、立て続けに定額性の音楽配信サービスが開始されましたが、既に音楽のストリーミング配信を行っている事業者は複数います。やがてこういったサービス事業者も淘汰されていくと思いますが、音楽の次は、動画のストリーミング配信が主流にになってくるのではないでしょうか。
さすがに既に巨大なライバルがいる中、これからレーベルと交渉して音楽配信サービスに参入するのでは遅すぎます。現に、昨日開始したApple Musicですら、開始が遅すぎると言われているくらいです。
そんな中で、「動画を含む」という噂が出てくるのは、当然のことではないでしょうか。
現状、日本において動画配信というと、ニコ生やUstream、ツイキャスなどのイメージが強いですが、巨大なユーザー基盤を持つSNSサービスとレーベルがタッグを組み、高品質なミュージックビデオの配信や360度カメラによるライブ映像配信など、そういったサービスが始まる時期が来るのではないでしょうか。
日本では、LINEやTwitterに押され気味なFacebookですが、LINEは定額制の音楽配信サービスを開始し、TwitterはPeriscopeの買収でツイキャスのようなサービスに力を入れています。
世界規模では14億人という凄まじいユーザー数を誇るFacebookが、何か音楽関連のサービスを考えていると想像するだけで楽しみですが、どんなサービスが出てくるでしょうね。