<2015.06.22追記>
テイラー・スウィフトの抗議を受けて、無料期間中も報酬を支払う模様です。
テイラー・スウィフトが変えた?Apple Musicは無料期間中も報酬を支払う模様
Apple Music、日本でも本当に6月30日に始まるでしょうか。
現在も継続してアーティストと交渉していると言われていますが、海外サイトDIGITAL MUSIC NEWSにて、Apple Musicが開始した際、最初の3ヶ月間の無料サービス期間中はアーティストに1円もお金が払われず、さらにはその内容への同意をアーティストが拒否すると、そのアーティストの音楽をiTinesから削除するという記事がありました。
実際に、The Brian Jonestown MassacreのメンバーであるAnton Newcombeが、Twitterで公開しています。
So @APPLEOFFIClAL has a new deal they offered me: they said we want to stream your music free for 3 months..I said what if I say no,and they— antonnewcombe (@antonnewcombe) 2015, 6月 17
(@APPLEOFFIClAL ) said "we'll take your music off itunes. hard ball? fuck these satanic corporations— antonnewcombe (@antonnewcombe) 2015, 6月 17
それを受けてAppleは、「自分たちはそんなことしていない」と否定していることが、Rolling StoneのWEBサイト上で報じられました。ここまでの「ミュージシャンが公表する」→「その後、Appleが否定する」は、お決まりの流れです。
真実がどちらかはわかりませんが、仮に本当だとした場合、こういったやり方はもはや意味がないと思います。
いくらアップルが巨大な音楽配信プラットフォームだからといって、音楽を配信する方法は他にいくらでもあります。唯一無二の音楽プラットフォームでは決してありません。少し前まではiTunesから楽曲が削除されてしまうと一大事でしたが、時代は変わってきています。Anton Newcombeも最後は、「Appleなんか怖くない」と締めています。
I am not Afraid of Apple.— antonnewcombe (@antonnewcombe) 2015, 6月 18
日本でも多くの定額制音楽配信サービスが始まっていますし、音楽業界においては、世界的に大きな転換の流れが来ていることは間違いないですね。