本日、アメリカのbillboardに、「Spotifyの会員数は3,000万人に近づき、Apple Musicの有料会員数は1,100万人に。定額制の音楽ストリーミングサービスは転換期に差し掛かっているのか?」という記事が公開されましたが、日本でも転換期を迎えているかもしれません。
2015年2月16日、国産の定額制音楽配信サービスであるAWAが、700万ダウンロードを突破し、1月末には累計の音楽再生回数が22億回を突破したとの発表もありましたが、何をもって成功とするかは難しいですね。
1ヶ月で50万ダウンロード、2億回の再生回数が増えたが・・
AWAは2015年12月末に、「ダウンロード数が650万、累計再生数が20億回突破」と公式に発表しています。そこから1ヶ月と少しでダウンロード数は50万増え、再生回数は2億回増えた計算になりますね。
ここで、アプリの700万ダウンロードの内、半分のユーザーが今でもアクティブだと仮定してみます。半分という仮定に根拠はありません。
ざっくり計算すると、350万人が1ヶ月で2億回再生したということは、一人あたり56回再生ということです。単純に1日ベースに換算すると、1〜2曲再生していることになりますね。
うーん、なんか僕の使い方からすると計算が合わないな。
僕は他のサービス使ってますが、毎日10曲くらいは再生しています。一人で月間300再生くらいはしてるんですよね。
なかなか発表はないと思いますが、やっぱりアクティブユーザー数とか有料会員数がわからないと、このあたりは想像しかできませんね。
あ、オフライン再生は含まないのかなぁ・・謎い。
とはいえ、どんどん新しい施策を打ち出している
繰り返しになりますが、やっぱり何をもって成功なのかは難しいです。
しかしAWAは、1月末にはPC版アプリもβ版としてリリースしていますし、Android Auto、Google Chorme CastやApple Carplayへの対応など、再生環境の拡充にも力をいれています。
また先日、ユニバーサル・ミュージックの資本参加も発表がありましたし、新曲や新アーティストの楽曲もどんどん追加していたり、LIVE音源の配信なども行い始めています。
今後も各種コラボやキャンペーンなどでユーザー獲得を加速していくと思われるので、やっぱりアクティブユーザー数が気になるなぁ。
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