近日中に国内でもサービスが開始されるであろう定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」に、新たにユニバーサルミュージック・ジャパンが資本参加することが決定しました。
<2015.6.11追記>
日本でもLINE MUSICが、ついに始まりました。
日本でも「LINE MUSIC」、LINEの定額制音楽配信サービスが本日から開始
国内大手4レコード会社のうち3社がLINE MUSICに資本参加
いやいや、おもしろくなってきました。
先日、エイベックスとサイバーエージェントの「AWA」も始まった定額制音楽配信サービス界隈ですが、ここへきて熱量が出てきているように感じます。
すでにエイベックス・デジタルとソニー・ミュージックエンタテインメントが資本参加しており、今回ユニバーサルミュージックまで資本参加が決まりましたので、残るメジャーレーベルはワーナーのみです。
個人的には、ワーナーミュージック・ジャパンとユニバーサルミュージック・ジャパンはSpotifyの日本導入を目指す為に、LINE MUSICやAWAと距離を取っているのかと思っていましたが、なんとユニバーサルまでもが資本参加しました。
勝手な想像ですが、国内4大レコード会社は、日本における定額制音楽配信サービスでは、海外のSpotifyや来週発表されるであろうAppleのストリーミングサービスとは決別して、自分たちが市場をコントロールできる体制を作っている気がします。
こうなってくると、ワーナーミュージック・ジャパンもそのうち資本参加しそうですね。
もちろん3大レコード会社の本体はSpotifyにも資本を入れていますが、日本国内は携帯電話業界と同じようにガラパゴス進化を辿っていくのではないでしょうか。
まぁすでに、日本ではCDが売れまくっている時点で、音楽業界も独自の進化をしていますが。
いずれにしても音楽配信市場がますます熱くなってきていますので、今後の動向も楽しみです。
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