前身のバンドを経て、2015年からこの名前で活動している4人組ミクスチャーロックバンド「STANDZ」さん。都内だけでなく全国のライブハウスで活動しており、6月19日(金)に渋谷CYCLONEにてツアーファイナルを迎える。
ミクスチャーロック、本当に再びくるんじゃないか
以前の記事でも紹介したが、ここへきてミクチャーロックシーンが、また熱くなってきている気がする。
前回「code;playork(コードプレイヨーク)」さんを紹介した記事でも書いたが、僕はRIZEやDragon Ash、Linkin ParkやLimp Bizkitといったミクスチャーロックをバカになるくらいまで聴きまくって10代を過ごしたおっさんなので、最近のバンドがミクスチャーロックを演奏しているのは嬉しい。
音楽は20年周期説、本当だと思う。
ちなみに、日本語歌詞のミクスチャーロック、特にラップ部分は一歩間違うと本当にダサくなってしまう危険性があると思っている一方で、日本語歌詞のほうが好きだったりする。
僕は、"自称音楽通”になってからたくさんの音楽も聴いてきたし、「歌詞よりやっぱメロディ、フレーズでしょ」って思っている節もゼロではないが、ラップの楽しみ方は別にあると思っている。 英語の発音がわからないことも大きな理由ではあるが、ラップやミクスチャー系は重たく激しいリフと一緒に、歌詞やそこに乗せられたメッセージを楽しむものだと思っているので、日本語で歌ってくれってのが本音だ。
ここまで完全に僕の好みだが、何にしてもミクスチャーロックが再び暑くなりそうな雰囲気が嬉しいことに変わりはない。
REVOLVER
いや、僕(おっさん)ホイホイすぎるだろ、このイントロギターは。
ドラムとベースが入ってからのリフも大好物すぎる。飛び跳ねるしかないリフとリズムだ。
僕としては、あの頃を思い出して血が騒ぐってやつだが、今のライブシーンでもこういった音楽が演奏されていて、本当に嬉しい。同じことを三回も書いてしまったが、そのくらいテンションが上がっている。
この特有のリズム、1拍目の頭と2拍目の裏に鳴るバスドラとベースが、日本のミクスチャーロックの大正義だと思う。
またボーカルに目を向けても、この曲は結構ラップ色が強い。
メロディーフレーズは存在せずサビを含め最初から最後までラップで攻めていて、本当に王道の日本語ラップ・ミクスチャーロックナンバーだ。