東京工業大学発ベンチャーHapbeat合同会社が手がけるウェアラブルオーディオデバイス「hapbeat」の製品化に向けたKickstarterプロジェクトが、DMMの手がけるクラウドファンディング支援サービスDMM Starterを通して始まりました。
プロジェクトの実施期間は2017年3月29日から4月26日までを予定しており、目標金額は$140,000となっています。
支援メニューについては2017年11月に「hapbeat」本体を発送する内容で「$199」の支援など製品提供のみとなっていますが、記事紹介時点で9,000ドルほど集めていますね。
ウェアラブルオーディオデバイス「hapbeat」とは
「hapbeat」は、体に装着することで、普段聞いている音楽を振動として体感できるスピーカーで、身に着けると、まるでライブ会場やクラブで音を浴びているかのような臨場感を味わうことができる点が特長です。
従来のスピーカーと異なり、hapbeatは体に巻いた糸にモーターで振動を伝えることで、お腹から背中までを体の広範囲を音で包みこみ体全体でビートを感じながら音楽を楽しむことができる仕組みになっており、これは特許出願中とのこと。
確かにクラブやライブハウスに行くと、「音の振動」を体全体で感じることができるので、その臨場感をどこまで再現できるのか気になりますね。
Kickstarterのプロジェクトページに製品動画が載っているので、紹介しておきます。
プロジェクト支援は1製品199ドルから
今回のプロジェクトですが、Kickstarterでの支援メニューは、hapbeat本体1個(ストラップ付き)199ドルからとなっており、その他も製品2個で389ドル、製品4個で769ドルなどです。
2017年6月にはプロトタイプの完成、2017年8月には製品版が完成し、製品の出荷は2017年11月を予定しています。
Source:
DMM Starter、東京工業大学発ベンチャーHapbeat合同会社より、身体で音を楽しむ革新的オーディオデバイス「hapbeat」の製品化に向けたプロジェクトがKicksterterにてローンチ
Hapbeat | Wearable Body Speaker