みなさん、AWAやLINE MUSIC、SpotifyやApple Musicといった定額制のストリーミング音楽配信サービス使っていますか。
僕は愛用しているのですが、周りを見てみても、いまいち使っている人も少なくて、サービス流行っていない気がしています。
良いサービスなんだけどなぁ。
使っていない友人に理由を尋ねると「ストリーミング型(サブスクリプション)音楽配信サービスは聴きたい曲が見つからない」「YouTubeで満足しているから」とのこと。
・・・なるほど。
実際、Twitterなどでもそういった意味合いのコメントも見かけます。
ということで、今回はAWAやLINE MUSICで配信していない曲でも、本当にYouTubeでは聴くことができるのか調べてみました。
聴きたい曲がないのか、オリコンランキングから調べてみた
今回調べるにあたって、「聴きたい曲」を定義する必要があります。
いまさらオリコンのランキングをあてにするのも微妙ですが、今回は2016年12月時点でのオリコン上位楽曲がAWAやLINE MUSICでは配信されているのか、YouTubeで聴くことができるのか調査しています。
いってみましょう。
AWA、LINE MUSIC、YouTubeで聴ける音楽を比較
名前 | LINE MUSIC | AWA | YouTube |
---|---|---|---|
二人セゾン:欅坂46 | ◯ | ◯ | ◯ |
Give Me Love:Hey!Say!JUMP | x | x | 違法アップロード |
僕以外の誰か:MNB48 | x | x | ◯(Short) |
NOROSHI:関ジャニ∞ | x | x | 違法アップロード |
Coming Over:EXO | ◯ | ◯ | ◯(Short) |
God's S.T.A.R:QUARTET NIGHT | x | x | ◯ |
Winter Wonderland:SHINee | ◯ | ◯ | ◯ |
世界に一つだけの花:SMAP | x | x | 違法アップロード |
Vintage & New, Gift Shits:Hi-STANDARD | x | x | x |
恋:星野源 | x | x | ◯(Short) |
名前 | LINE MUSIC | AWA | YouTube |
ドドンコ Don't worry:BOYS AND MEN 研究生 | ◯ | x | ◯(Short) |
Don't be Afraid:L'Arc-en-Ciel | x | x | ◯(Short) |
無敵*デンジャラス:B-PROJECT | x | x | 違法アップロード |
サヨナラの意味 :乃木坂46 | ◯ | ◯ | ◯ |
抱きしめたい:チャン・グンソク | ◯ | ◯ | ◯(Short) |
Valkyrie:あんさんぶるスターズ! | x | x | ◯ |
サマカニ!:THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS | x | x | ◯(Short) |
Go! Go! Let's Go!:E-girls | ◯ | ◯ | ◯ |
君への手紙:桑田佳祐 | x | x | ◯ |
恋☆煌メケーション:SUPER☆GiRLS | ◯ | ◯ | ◯(Short) |
本当に全部YouTubeにあった・・・。
なるほど・・。
違法アップロードされた動画やshortバージョンなど含んでしまいますが、確かに全部YouTubeにありました・・・。
これでは確かに定額制音楽配信サービスには「聴きたい曲がない」言われても仕方ないかもしれませんね。
というか、オリコン上位の曲ってほとんど配信されてないんですね。
YouTubeにはないけど、AWAやLINE MUSICで聴くことができる曲を探す
「これではダメだ」と思い、反対にYouTubeにはないけど、AWAやLINE MUSICで聴くことができる曲も探してみました。
・・・結果、もちろんそういった曲もたくさんありましたよ。
YouTubeにはShort版しか公開されていないけれど、定額制音楽配信サービスではフルで聴くことができる曲もたくさんあります。
お金を払ってAWAやLINE MUSICで聴ける曲が、無料のYouTubeで聴けないのは当然といえば当然ですけどね・・・。
せめてYouTubeで聴ける曲は配信するべき
長くなってしまいましたが、AWAやLINE MUSICが流行らない理由は、やはり「お金を払っても聴きたい曲が少ないから」ということでしょうね。
無料のYouTubeで聴ける音楽が有料のAWAやLINE MUSICで聴くことができないのであれば、心理的にお金を払う気にはならないと思います。
ジャニーズのように(違法動画は考慮せず)、YouTubeにすら楽曲を公開していないアーティストは理解できますが、YouTubeに無料でMVを公開しているアーティストは、定額制の音楽配信サービスでも楽曲を配信するべきです。
僕自身は、定額制音楽配信サービスに満足していますが、このくらいをして、レーベルやレコード会社・事務所などが本気でサブスクリプション型の音楽配信サービスに取り組まないことには、AWAやLINE MUSICといったサービスが本格的に流行らないと感じました。