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ストリーミング型とダウンロード型音楽配信サービスの違い【今更聞けない?】
2019年12月追記
この記事は、日本でも定額制音楽ストリーミング配信サービスが登場しだした2016年に書きましたが、2019年に改めて内容を見直して最新の状態に更新しています!

これまで何度もブログでストリーミング型の定額制音楽配信サービスについて紹介してきましたが、今回は「ストリーミングとは?」「そもそもストリーミング型の音楽配信サービスって何?」という疑問について書いていきます。

よくストリーミング配信型の音楽サービスについては「サブスクリプション」型サービスだって言われているので、ストリーミングとサブスクリプションを混同してしまうこともありますよね。

今回は、技術的(テクノロジー的)な違いを深く書いていくわけではなく、サービス的な違いを紹介しようと思いますので、いってみましょう。

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ストリーミングとダウンロードの定義

まずは、「ストリーミング」と「ダウンロード」について、それぞれ用語を説明していきます。Wikipediaから引用してみると・・・

・ストリーミング
通常、ファイルはダウンロード完了後に開く動作が行われるが、動画のようなサイズの大きいファイルを再生する際にはダウンロードに非常に時間がかかってしまい、特にライブ配信では大きな支障が出る。そこで、ファイルをダウンロードしながら、同時に再生をすることにより、ユーザーの待ち時間が大幅に短縮される。この方式を大まかに「ストリーミング」と称することが多い。引用:Wikipedia

・ダウンロード
ダウンロード(Download)は接続されたコンピュータ間に存在するデータ(ファイルなど)を上流ノードから下流ノードへ転送することを指す。日本語では「落とす」という言い換え方もある。また、受信とも言われる。引用:Wikipedia

なるほど、分かるような分からないような。

ストリーミングとダウンロードの定義を絵で書いてみる

先ほどWikiPediaから引用してきたストリーミングとダウンロードの違いを絵にしてみます。

ストリーミングとダウンロードの違い

いかがでしょうか。

ざっくりとした説明になりますが、「届いたデータから順に再生する」配信がストリーミング型で、「音楽を再生するために、全てのデータをダウンロードしてから再生する」配信がダウンロード型です。

技術レベルの話はこのくらいにして、サービスレベルで、実際に有料サービスとして提供されている「ストリーミング型」と「ダウンロード型」の音楽配信サービスについて、それぞれ違いを書いていきます。

おまけ:ストリーミングとサブスクリプションの違い

ちなみに、冒頭書いたようにストリーミングとサブスクリプションの違いは、ざっくり書くと「技術」と「サービス」の話なので、そもそも比較する項目ではありません。

ストリーミングについては紹介したように音楽の配信技術であって、サブスクリプションは「毎月○○円支払うことで音楽をストリーミングで聞くことができる」というサービスに関する紹介です。

そのあたりも交えて、ストリーミング音楽配信サービスとダウンロード型の音楽配信サービスについても紹介していきます。

ストリーミング型とダウンロード型の音楽配信サービスの違い

少し話がそれましたが、「ストリーミング型の音楽配信サービス」と「ダウンロード型の音楽配信サービス」の違いを説明していきます。

「ストリーミング型配信」と「ダウンロード型配信」のサービスとしての決定的な違いは、利用者が「音楽をデータとして所有できるかできないか」ですね。

ストリーミング型配信の音楽サービス

ストリーミング型の配信は、一時的に音楽がデータとしてスマホやPCに配信されますので、音楽データ自体が保存されることはありません。

あくまで音楽を聴いている時に必要なデータが一時的に配信されるだけなので、音楽データが「自分のもの」にはならないのです。

ダウンロード型配信の音楽サービス

一方、ダウンロード型の配信サービスはその名の通り、音楽をスマホやPCにダウンロードすることで、音楽データが保存され「自分のもの」になります。

自分が音楽をダウンロードしたスマホやPCの中に、実際のデータとして保存されますので、保存した音楽を再生して聴くことができます。

実際に提供されている有料サービスで比較してみる

次に、実際に提供されている有料の音楽配信サービスを、ストリーミング型とダウンロード型にわけていきます。

ストリーミング型の音楽配信サービス

  • Apple Music
  • Google Play Music(YouTube Music)
  • Spotify
  • AWA
  • LINE MUSIC
  • Prime Music
  • KKBOX
  • dヒッツ

など、いわゆる定額制(サブスクリプション)音楽配信サービスは、ストリーミング型のサービスです。

ダウンロード型の音楽配信サービス

  • iTunes
  • Amazon MP3
  • Google Play(ダウンロード)
  • レコチョク
  • mora
  • e-onkyo music
  • OTOTOY

など、音楽をダウンロードできるサービスです。

有料のストリーミング型とダウンロード型の音楽配信サービスのメリット・デメリット

まとめとして、僕がこれまでサービスを利用してきた経験を踏まえて、有料の音楽配信サービスで「ストリーミング型」と「ダウンロード型」を利用する場合のメリットとデメリットを書いていきます。

ストリーミング型音楽配信サービスのメリットとデメリット

ストリーミング型音楽配信サービスのメリット

ストリーミング型音楽配信サービスのメリットは、月額料金を支払うことで、何百・何千もの音楽を、好きな時に聴くことができる点です。

ダウンロード型配信の場合、一曲ダウンロードする場合の価格は200円〜300円が主流ですが、10曲ダウンロードしただけで2,000円になってしまいますよね。

その点、ストリーミング型配信の場合は、どれだけ音楽を聴いても価格は変わりません。

ストリーミング型音楽配信サービスのデメリット

一方、有料サービスを解約してしまうと、これまで聴いていた音楽を聴くことができなくなるというデメリットがあります。

これが先ほど書いた「音楽を所有できない」ということですね。

また音質にこだわる場合は、ダウンロード型の音楽配信サービスをおすすめします。本気で音質を求める人はデジタルではなくアナログレレコードなどおすすめしますが、ハイレゾ配信のような高品質のデジタル音楽は、現状ダウンロード型配信サービスで提供されています。

ダウンロード型音楽配信サービスのメリットとデメリット

ダウンロード型音楽配信サービスのメリット

ダウンロード型配信の場合、音楽を所有することだできますので、一度お金を払って購入してしまえば、ずっと音楽を聴き続けることができます。

定額制音楽配信サービスのように、毎月お金を支払い続ける必要もありません。

またハイレゾ配信など、比較的高音質なデジタル音楽配信もダウンロード型のサービスで提供されています。

ダウンロード型音楽配信サービスのデメリット

デメリットというほどではないかもしれませんが、一曲ごとにお金がかかる点です。無尽蔵にお金がある人にとっては、気にしなくてもよいかもしれませんが・・・。

結局ストリーミング型とダウンロード型と、どちらが良いのか?

ここまで読んでいただいた方であればもう結論は出ているかもしれませんね。

「聴きたい曲が決まっていて、必要な場合は購入するし、音楽にそれほどお金を消費しない」という場合は、ダウンロード型の音楽配信サービスがおすすめです。

「毎月たくさん音楽を聴くし、別に音楽を所有することにこだわりはない」という場合は、ストリーミング型(定額制)の音楽配信サービスがおすすめです。

僕は実際にストリーミング型の定額制音楽配信サービスを利用していますが、非常に満足しています。各サービスの料金や楽曲など比較も書いていますので、参考にしてみてください!

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