多くのDJに利用されている音楽配信サービス「Mixcloud」は、新型コロナウイルスの影響を受けてクラブでプレイできないDJが、ライブ配信でリスナーに音楽を届けられるように、「Mixcloud Live」なるライブ配信サービスを開発しているとのことです。
これによりDJが著作権処理を気にすることなく、好きにライブストリーミングで音楽を配信できるようになります。
これ、日本国内でも対象なんでしょうかね。
DJ音楽につきものの著作権処理に対応
DJが流す音楽の中には、既存の楽曲や音源の一部を引用してつなぎ合わせることにより、新たな楽曲にする「サンプリング」と呼ばれる手法を取り入れた音楽も存在します。
イントロ部分が聴いたことある音楽だったり、サビで名曲のフレーズが流れたりすると、聴いている方もテンションあがりますからね。
しかしながらこのサンプリング、著作権的には非常に複雑になっていて、YouTubeやFacebook、Twitterなどのライブ配信プラットフォームでそのまま流すと、「原盤をそのまま流している」と判別されて配信を止められたりすることがあります。
そういった問題を解決するために、Mixcloudは独自のライブ配信サービスを立ち上げ、Mixcloudがライセンス料を適切に支払うので、DJは配信を止められることを気にせず、ライブストリーミングができるとのこと。
もともとのMixcloudの思想で、そのままライブ配信が実現できるってことですね!
Mixcloud Liveを使用するには、月額$15のクリエイター向けプランへの加入が必要ですが、現状、90日間無料で使用できるトライアルキャンペーン中です。
新型コロナウイルスの影響で、音楽ライブはますますデジタル化していきます。
すでに有料ライブ配信なども増えてきていますが、DJシーンにもライブ配信の波がきそうですね。
Source:
Mixcloud Launches A DJ Live Streaming Platform With Copyright Figured Out