MMDLabo株式会社は、同社が運営するMMD研究所と株式会社コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」にて、2016年4月11日~13日に「定額制サービスの利用実態調査」を実施し、その結果を発表しました。
有効回答数は1,725人で、そのうち定額制音楽配信サービスの利用者は703人でした。
スマホ利用者の10%程度が定額制音楽配信サービスを利用
この調査は、スマートフォンを所有する8,271人に事前調査として定額制サービスの利用経験について質問しており、定額制音楽配信サービスを「現在利用している」人は10.1%、「過去に利用したことがある」人は14.5%となっています。
正直なところ、この10%という定額制音楽配信サービス利用者の割合は、個人的には「多いな」という印象です。
無料・有料利用を含めた数字なので、妥当なところなのでしょうか。
利用経験の多いサービス1位はLINE MUSICの36.3%
調査内で、定額制音楽配信サービスを現在利用している703人に利用したことがある定額制音楽配信サービスを聞いたところ、「LINE MUSIC」が36.3%と最も多く、次いで「Apple Music」が29.3%、「AWA」が24.0%となりました。
また、メインで利用しているサービスの上位も、「LINE MUSIC」が20.8%、「Apple Music」が17.8%、「Prime Music」が17.4%となっています。
僕が愛用しているGoogle Play Musicは5番目で、10.2%の人がメインで利用しているとのことでしたが、利用者が少ないのかな。
約6割の利用者が無料で利用している
今回の調査では、メインで利用しているサービスの利用状況についても調査しており、その結果、全体の57.2%が「トライアル(無料)」で利用しているということです。属性別で見ると、学生の73.0%、専業主婦の58.0%、社会人の42.2%が「トライアル(無料)」を利用しているとのことです。
Apple MusicやAWAは90日間のトライアル期間がありますし、Google Play Musicも30日間のトライアル期間が設定されていますので、3サービスの無料期間を使い分ければ、最大7ヶ月ほど無料で音楽を聴くことができますね。
また、LINE MUSICに関しては、トライアル期間こそ無いものの無料で30秒間音楽を聴くことができますし、LINEのプロフィールBGMに設定することもできますので、そういった用途でLINE MUSICを無料で利用している人が一番多いのも納得です。