世界最大級の定額制音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」が、2020年第1四半期(1~3月)の決算を発表しました。
それによると、2020年1Qの売上高は18億4800万ユーロ(約2140億円)、純利益は100万ドル(約1億円)、月間アクティブユーザー(MAU)は前年同期比31%増2億8600万人、有料(プレミアム)会員数は31%増の1億3000万人で、広告入りサービスのユーザーは33%増の1億6300万人となっています。
世界的な流行を見せる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でStay Home、家で過ごす人が増えた為、有料会員数や売上ともに増加していますね。
音楽のデジタルシフトが加速するか
NetflixやDisney +のような動画配信サービスも好調な業績を残していますが、Spotifyも同じような結果になりました。
多くの人が家で過ごす時間が増えたことから、音楽ストリーミング配信サービスの利用者も増えたということですね。
現状、日本国内の 音楽業界を見渡すと、ライブイベントの中止によりアーティスト、ライブハウスともに困窮している現状や、CD販売の延期など暗いニュースが目に付きます。
そんな中での今回のSpotifyの好業績は、音楽マーケットのデジタルシフトが、さらに進んだことを意味しているかもしれません。
もちろんライブイベントやオフラインのファンミーティングなどにも重要な意味はありますが、皮肉なことに、こういった状況を受けてマーケットは様変わりしそうです。
今度、ちょっとそのあたりも考えをまとめてみようと思いますが、やはりSpotify、すごいですね・・・。
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