バンドのグッズ、大事だと思います。
僕もバンドをやっていた頃は、たくさんのグッズを作っていました。
物販の時にファンとバンドが深く話せるなんてこともありますし、接客が明るいバンドさんは大抵ライブも素晴らしいというのが僕の中で鉄板の法則です。
それでは、いってみましょう。
バンドとファンをつなぐもの、それがグッズ
バンドが制作するグッズにも種類はたくさんありますが、今回は僕の経験も踏まえた上で、バンドを始めたら作りたいグッズを紹介しようと思います。
1. Tシャツ
photo by nodespt
まずは鉄板のバンドTシャツ。
高校生が体育祭とか文化祭の時にお揃いのTシャツを作るくらいの勢いとノリで作成できて、プリントする文字数や色数、アレンジなどで値段は変わってくるものの、本当に安いところだと1枚1,000円くらいからが相場です。
バンドTシャツは、着るだけでなくコレクショングッズとして飾るもよしの万能グッズです。ちなみに僕は、もったいなくて着れない派ですが。
しかしTシャツを作成するにあたっては、とにかくデザインセンスが問われます。
自分が買う側の立場になれば当たり前ですが、いくら大好きなアーティストのグッズでも、ダサかったり変なデザインは嫌ですからね。
でもバンドTシャツは「俺はこのバンドのファンだ!」と全力でアピールできるので、ファンには魅力的なアイテムです。
2. タオル
photo by Jocelyn Wallace
バンドグッズの鉄板その2、タオル。
というか、ライブに参戦する際の必需品であるタオル。そのタオルが好きなバンドのデザイン。もうそれだけで最高じゃないですか。
しかしながら、こいつもTシャツと同じくデザインセンスが問われます。作成する際には、普段から使ってもらえるようなデザインを心がける必要があります。
3. ステッカー
photo by Lisa Brewster
続いてお手軽アイテム、ステッカー。
1枚100円くらいで作成可能で、バンドのロゴとかイラストを使うえば、かっこいいヤツを作成できます。
ただし、僕の経験上ステッカーはあまり売れませんでした。
想像ですが、どこに貼っていいか分からないとかで、みんな使い道がないんだと思います。僕は自分も楽器をやっていたので、ハードケースにステージパスと一緒に貼ったり、作曲に使っていたパソコンに貼ったりしてましたが。
4. バッジ、缶バッジ
photo by Andrew King
お手軽アイテムその2、バッジや缶バッジ。
これもデザインをどこまで拘るかによりますが、1個100円以下で作成できます。これは評判良かったですね!
コレクションとしてカバンやキャップにつけたりできますし、家に飾っておくこともできます。作成原価も安いので、手頃な値段で販売したりCDの特典にしたりと重宝しました。
5. ラバーバンド(ラババン)
photo by peddhapati
ラババン、いつからこんなに流行ったんでしょうね。
少なくとも僕がバンドをやっていた数年前は、タオル生地のリストバンドを販売している人達はいましたが、インディーズ界隈ではそこまでラババンは広まっていませんでした。
なので僕は作ったことないです。
最近の物販しているバンドさんは、ほとんど全てといっていほどラババンを販売していますね。それもメンバーカラーで色分けをしていたり、普段使いできるくらいオシャレなデザインにしたりと、かなり凝っているバンドさんも多いです。
これも1個200円程度で作成できるようで、いまやステッカーや缶バッジに取って代わるバンドアイテムになってますね。
6. ピック
photo by Jorge Díaz
意外と喜ばれるアイテムがピックです。
バンドをやっている人からするとピックなんて見慣れたものだと思いますが、ファンからすると珍しいアイテムです。
別にギターやベースのファンです!とかじゃなくても、喜んでもらえることが多かったです。バンドやっていない人からすると、ピックなんて、まず触れる機会ないですからね。
ピックも販売するというよりは、どちらかというとCDや何かのおまけ的要素が強いですが、コレクション用のアイテムとして準備することができます。
7. ストラップ
photo by Debs (ò‿ó)♪
ちょっと前までは、携帯のストラップ全盛期でした。
最近のスマホはストラップを付けられないですが、代わりにイヤホンジャック用ストラップ(スマホピアス)なんかも登場しています。
ストラップが流行る前のバンドグッズ定番はキーホルダーとかでしたが、これらに共通している点は、いつも使う物に付けられるという点です。別にバンドグッズに限った話ではないですが、ファンも気軽に付けらるアイテムの方が良いですね。
8. スマホケース
photo by CalypsoCrystal
これも時代の流れとともに登場してきた感じです。
インディーズバンドでは取り扱っているバンドさんはまだまだ少ないですが、最近はスマホケースも格安で作成できるようになっています。
メジャーアーティストでは販売している人も増えてきており、ストラップ同様、普段から使うものという点がポイントです。
ただし、DMM.makeなどで数千円からケースを作成できるようになったとはいえ、まだまだ原価が高いです。売れるか売れないか分からない状態だと、受注生産しないと大変なことになりそうです。
まとめると
いかがでしょうか。
ここで紹介したアイテム以外にも、バンドのオリジナルグッズは何でも作れると思います。
しかし、これだけは本当に気をつけてください。
音源も同じですが、グッズの在庫をバンドが抱えることになるため、バカみたいな管理をしていると気づいた時点では大赤字になります。
僕も経験したことありますし、知り合いのバンドもよくなっていました。ただでさえ活動資金が厳しいインディーズバンドにおいて、無駄な赤字は避けてください。
それでも、やっぱりバンドとファンが繋がる為に、ファンとの交流の為にグッズは必要だと思います。
いきなりバンドTシャツとかタオルは難しくても、ラババンやピック、ストラップなど金額的にも作りやすい物から取り扱い、どんどんファンを増やしていってください。