2011年8月結成で、千葉や東京都内を中心に活動をしている5人組ポップ・ロックバンド「あのQUINTET」さん。キレイで広がりのある楽器隊と力強いボーカルの声に、聴いた瞬間ビビッときた。
ロックを軸にした、幅の広い音楽
公開されている曲がいくつかあるが、どれも特定のジャンルに拘っているわけではないような印象だ。
いかにもな邦楽ロック系の音楽から、少しくだけだUKロックみたいな音楽、むちゃくちゃファンキーな 曲や思いっきりきかせるポップのような曲など、かなり豊富な音楽性だと感じた。
勝手な想像だけど、メンバーの特定の人が作曲しているのではなく、全員が作曲できるのだろうか。よくありがちな話だけど、やっぱり作曲する人によって、音楽の色が出てくることが往々にある。
何かの記事で以前にも書いたかもしれないが、どうしても好きなコード進行やリフ/リズムパターンなどが出来上がってしまい、自分では気付かないうちに共通点を作り出すことが多い。まぁ、これを乗り越えられる人がプロになって売れていくのかもしれないけど、バンドメンバーがそれぞれ作曲できると、様々なイメージの曲をバンドで演奏できることになる。
実際にあのQUINTENさんがどうしているか分からないが、一人でこれだけ他ジャンルな曲を作成しているのであれば本当にすごいと思うし、反対に言うとそう感じるくらい豊富な音楽性で色々な印象の曲が多い。
カクメイ
YouTubeにMVが公開されているナンバー。
この曲でバンドさんの存在を知ったのだが、やばいくらいかっこいい曲だ。
出だしのギターとピアノリフで、一気に曲に引き込まれていった。もう、このピアノの旋律がお気に入りすぎて、ここだけ何回も聴いてしまった。
楽曲全体を通しても、落として聴かせるAメロ部分、一気にかき鳴らす空間系の広があるサビ部分、キーボードサウンドで差別化をつける2番Aメロ、コード進行に変化をつけて印象を残す間奏部分と、どこをとってもかっこいい。
ベタ褒め過ぎで自分でも気持ち悪いが、基本的にこのブログでは気に入ったバンドさんの提灯記事しか書いていないので問題ないとしよう。本当に、そのくらい気持ちのいい楽曲だ。
あと、ちょいちょい色んなバンドで見かけるけど、学校が舞台のMVって、なんか思い出補正みたいなの入っていいですね。
https://anoquintet.web.fc2.com/anoQUINTET_Official_HP/TOP.html