2015年4月から活動しているポップロックバンド「Scaletone(スケルトン)」さん。
何度か紹介しているけど、「Eggs」というインディーズ音楽サービスで出会ったバンドさんだ。
バンド名が表している通り透明感溢れる音楽が魅力的。
バンド名に込められた音楽性
先に断っておくけど、ここから書く内容は僕の勝手な想像です。
でも、そんな想像をしたくなるくらい「Scaletone」というバンド名には演奏する音楽性やこだわりを感じた。
僕は昔「バンド名の決め方」って記事を書くくらい、バンド名はこだわりを持つべきだと感じている。
で、この「Scaletone」というバンド名。
スケルトンって聞くと、多くの人は「ガイコツ」とか「透明」を想像すると思うが、その場合の綴りは「Skeltone」だし、そもそも英語の「Skeltone」には「透明」って意味はない。
しかし「透明=スケルトン」は和製英語のようなものとして一般的に定着しているので、カタカナ表記で「スケルトン」とすれば、バンド名から音楽の透明感も想像できるだろう。
でも単純にカタカナ表記にせず、一捻り加えて「Scale(スケール)」「Tone(トーン)」と、どちらも音楽で良く聞く単語を使って「Scaletone」としているバンド名に強いこだわりというかバンド名への愛着のようなものを感じる。
「キレイなスケール」と「クリアなトーン」で「透明感溢れる音楽を演奏する」という音楽のコンセプトが表れているバンド名なので、本当に素敵なバンド名だ。
ここまで僕の勝手な妄想で書いているが、そう感じる程、透明感のある曲が公開されている。
Poplar
Eggsには「Poplar」と「Alarm」の2曲が公開されているが、今回は「Poplar」を紹介したい。
コーラス系の透明感なギターサウンドと伸びのあるリードギターが奏でる爽快なロックナンバーだ。
最初の歌い出しこそ楽器隊を落としてボーカルのフレーズをはっきりさせているが、その中でも透明感の溢れるギターは続いている。その後サビに入るとギターサウンドだけでなく、ボーカルの声も透明さを表現しているような印象がある。
2番に入ると1番とは異なり、ある種の力強さのようなものを感じる演奏とボーカルが特徴的だ。
その後も全体を通して「透明なギター」「透明なボーカル」が楽曲のテーマになっていると感じる一曲。