Appleが手がける定額制音楽配信サービス「Apple Music」の利用料金について、値下げの検討がされているとDigital Music Newsが報じていました。
個人プラン、ファミリープラン、学生向けプラン(日本では提供されていない)の全プランにおいて20%の値下げが検討されており、2016年末のホリデーシーズン・クリスマス商戦に実施されるかもしれないという内容です。
個人向けプランは月額780円になるかもしれない
今回の報道によると、例えばこれまで月額9.99ドルで提供されたいた個人向けのプランが月額7.99ドルになるなど、約20%の値下げが検討されているようです。
全てのプランに同じ下げ幅が適用され以下のようになりますね。
- 個人プラン:7.99ドル
- ファミリープラン:12.99ドル
- 学生向けプラン:4.99ドル
日本円に変換すると、以下のような価格帯が想定できますね。
- 個人プラン:780円
- ファミリープラン:1,280円
- 学生向けプラン:日本では提供されていません。
SpotifyやGoogle Play Musicなどライバルのサービスは月額980円がスタンダードなので、200円の差額はユーザーにとっては嬉しいですね。
一時的なキャンペーンか恒久的な価格改定かは不明
現時点で、この値下げがクリスマス商戦に合わせたキャンペーン的な値下げなのか、恒久的に続く料金改定なのかは言及されていません。
Google Play Musicなどは、定期的に3ヶ月間の月額100円キャンペーンを実施していますので、期間限定キャンペーンの可能性も十分あります。
しかしながら、アマゾンがアメリカでサービスを開始した「Amazon Music Unlimited」は、Amazon Prime会員なら月額7.99ドルで利用できるサービスになっていますので、競合するために値下げは避けられない状況かもしれません。
これまで月額1,000円前後が標準価格であった定額制音楽配信サービス業界で、価格競争が始まるかもしれませんね。
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