2015年結成、都内を中心に活動されている大人でおしゃれな雰囲気のポップ・ロックバンド「evening cinema(イヴニング シネマ)」さん。
先日、他のバンド目当てに見たライブで初めて知ったバンドさんだけど、なかなかに僕の好きな感じの音楽だったので紹介してみる。
evening cinemaは日本のAORバンド
メンバーは「ボーカル兼キーボード」「ベース」「ギター」「ドラム」の4人構成。当日のライブではサックスとコーラスに女性が2人いたけど、たぶんサポートの方だったと思う。
演奏する音楽のジャンルは、タワーレコードの紹介によると「日本のAORバンド」らしい。
参考:evening cinema - TOWER RECORDS ONLINE
うーん、はっきり言って僕は「AOR」と言われてもピンとくるものがない。
よし、Wikipediaから「AOR」を引用してみよう。
AORとは、(1)Audio-Oriented Rock(オーディオ・オリエンテッド・ロック)、 (2)Album-Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)、または、 (3)Adult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)の略語であり、音楽のジャンルの一つである。
引用元:AOR - Wikipedia
・・・とのこと。
3つあるけど、いったいどれのことなんだ。。。
自分の言葉で書いてみると、僕の感じた音楽の率直な感想としては、全体的に落ち着いた雰囲気を出しており、レトロで少しアンニュイな雰囲気を出している大人・ポップロックだ。
また、同じレトロでもディスコサウンドのように明るくはないが、決して暗いわけではなく、ゆるーく体全体を揺らしながら感じることができる音楽だと感じた。
エレピサウンドとベースラインが僕のツボに
多くの楽曲は、クリーンサウンドのギターとエレクトリック・ピアノが作る優しい音が落ち着いた雰囲気を出している。
もちろん純粋なピアノサウンドの曲もあるし、ギターもソロや目立たせるリフでは少し尖ったサウンドや伸び・拡がりのあるサウンドが出ており、そいうったギャップもカッコイイ。
そこに乗せられる、少し不思議な雰囲気のボーカルさんの切ない声・歌い方が素敵で印象に残った。
加えて、ブリブリとうねるベースラインも僕好みで最高だった。
ハイポジションの弾ける音とか、規則的なエイトビードの後半だけ遊ばせるベースラインとか、かなり好きな感じだ。
ちょっと季節は過ぎてしまったかもしれないけど、秋の夜長にゆっくり聴きたい音楽。
evening cinema - jetcoaster