先月11月にAWAに追加された新機能「ハイライト再生」ですが、通信量が気になったので調べてみました。
ハイライト再生の機能については別記事で紹介していますが、1曲あたり30秒〜1分30秒として、途切れ目なく音楽が再生される機能です。
先日Spotifyの通信量も調べたので、今回はAWAのハイライト再生も調べてみようという流れですが、その結果はいかに。
AWAの音質はどのくらい?
まず今回の調査にあたって、AWAが公表している音質とビットレートを確認です。
AWAでは無料プランでも有料プランでも、最大320kbpsの音質を提供しているようですが、これはWi-Fi利用時やPCを利用した場合のみです。
モバイルデータ通信である3GやLITE環境では、ストリーミングに3つのクオリティを使用していますね。
- 64kbps (Low)
- 96kbps (Normal)
- 128kbps (High)
AWAのハイライト再生を聴いた場合の通信量は?データ量を測定!
ということで、公表されているビットレートから計算した理論上の通信量と、僕が実際に測ってみた通信量を書いていきます。
公表ビットレートから計算した理論上のデータ 通信量
まずは理論値ですが、モバイル環境におけるHightクオリティである「128kbps」で10分間音楽を聴いた場合を仮定してみます。
ざっくりですが、以下のような計算になりますね。
128[kbps]*10[分]*60[秒/1分] / 8[bit/Byte] = 9600[KB](約9.6MB)
このように、10分間AWAで音楽を聴き続けると、約9.6MBのデータ量を利用すると想定できます。
次に、実際に何度か測定したデータを紹介します。
実際に何度か測ってみたデータ量
僕はAWAのFreeプランなので、当然ハイライト再生しか利用できません。
適当なプレイリストを選択し、移動中に2回、家の中で1回、カフェでコーヒーを飲みながら1回の合計4回、それぞれ聴いた場合のデータ通信量です。
利用したSIMとスマートフォンはauのLTEプランでiPhone 6を使っており、測定した結果は以下のようになっています。
- 【1回目は電車で移動中】:10分間で15MB利用
- 【2回目はカフェで停止中】:10分間で17MB利用
- 【3回目は電車で移動中】:10分間で18MB利用
- 【4回目は自宅で停止中】:10分間で15MB利用
・・・理論値で想定していた「10分間で9.6MB」より少し多く、だいたい15MB〜18MBの間に収まりましたね。
勝手な想像ですが、ハイライト再生では、10分の間に6,7曲再生することになりますので、曲の読み込み時や繋ぎ目でデータ通信を行っている可能性が高いです。実際に読み込みは発生していましたし。
ハイライト再生の通信量は10分間で約15MB〜18MB、料金や通信制限に気をつけよう!
いかがでしょうか。
今回の検証では、「AWAのハイライト再生を聴いた場合の通信量は、10分で約15MB〜18MB」といえそうです。
先日Spotifyの通信量も調べましたが、やはり移動時や外出時など、3GやLTEといたモバイル回線でAWAのハイライト再生を利用する場合は、通信量に気をつける必要があります。
そしてWi-Fiを利用できる環境ならば、可能なかぎり利用したいですね。
僕は今のところAWAの有料プランに加入する予定はないのですが、機会があればスタンダードプランに加入し、1曲フルで聴いた場合の通信量も調べてみようと思います。