以前このブログで「チキパ」ことCheeky Paradeが、アメリカのテキサス州オースティンで開催される「SXSW2017」に、NTTのイマーシブテレプレゼンス技術Kirari!®を利用した遠隔ライブ配信にて映像出演することを紹介しましたが、その模様がYouTubdeに公開されました。
イマーシブテレプレゼンス技術Kirari!®とは
イマーシブテレプレゼンス技術Kirari!®をざっくり説明すると、離れた場所で撮影している映像を遅延なく高速回線で別会場に送信し、会場内に設置された透明スクリーンに映像を投影することで、縦・横・奥行きのある3次元感覚でダイナミックな映像を、まるでその場に「テレポーテーション」したかのように楽しむことができる技術です。
いわゆるプロジェクターやスクリーンに投影する技術とは異なり、透明なスクリーンに人物や楽器など必要な映像だけリアルタイムで投入することにより、より臨場感が溢れる演出になっている点も注目です。
前回も紹介しましたが、NTTによる「Kirari! ®」のデモ動画がYouTubeに上がっているので紹介しておきます。
イマーシブテレプレゼンス技術”Kirari!”
SXSW2017のパフォーマンスを見てみる
ということで、公開されたSXSW2017の映像も見てみます。
今回の映像は「チキパ(Cheeky Parade)」だけでなく、ダンサーデュオの「AyaBambi」、シンガーソングライターの「向井太一」ラッパー呂布のパフォーマンスが公開されています。
パフォーマンスの内容とは関係ないですが、呂布さんスゲーな。
1-2年くらい前に、下北沢GARAGEで何回かパフォーマンス見たことありますが、まさかSXSWに出演するほどになるとは。
僕にとって、あまり明るくないジャンルですが、カッコイイですね。
では、映像を見てみましょう。
CYBER TELEPORTATION TOKYO at SXSW2017
いかがでしょうか。
映像のライブ配信で、ここまで臨場感のあるパフォーマンスを表現できるのは、本当に凄いですね。
欲をいえば、思ったより「透明ディスプレイ」がはっきり見えてしまう点は、もしかすると会場にいると興冷めしてしまうのでは、と感じた点です。
「ライブ配信」と「本物のライブ」の違いは、この「臨場感」が全てだと思いますので、この差をどこまで埋めていくのか注目です。