少しリアルが忙しく更新できていなかったのですが、ようやく休みに入ったので今日は聴き貯めていた海外インディーズバンドを紹介していきます。
今回書いていくのはオーストラリアのニューカッスル出身であるポップ・ロック系バンド「Eat Your Heart Out」。
僕の大好きなFearless Recordsから、この(2017年)4月にデビューEP「Carried Away」をリリースしたばかりのバンドだ。
早速紹介していこう。
女性ボーカルが歌うキャッチーなポップ・ロック!
Eat Your Heartは2012年にオーストラリアのニューカッスルで結成されたバンドだ。
ボーカルを務めるフロントウーマンの「ケイトリン・ヘンリー(Caitlin Henry)」が率いる5人組バンドで、ギターのアンドリュー(Andrew)とウィル(Will)、ベースのドム(Dom)、そしてドラムのジェク(Jake)といったバンド編成になっている。
バンドの魅力はエネルギッシュでパワフルな音楽と女性ボーカルのメロディで、古き良きポップ・ロックと今風のオルタナティブロックが混ざり合ったような音楽を演奏している。
キャッチーでノリノリに音楽を聴ける反面、どこか切なげな雰囲気のあるメロディーやリフなども随所に登場してくるので、いろいろな音楽の顔を探しながら音楽を楽しむこともできる。
デビューEP「Carried Away」を聴く
僕はGoogle Play Musicを利用しているので3曲入りのデビューEPである「Carried Away」を全て聴いたけど、どれも僕の好きな音楽だ。
00年代のポップパンクやロックといった「これぞFearless Records!」といったバンドが奏でてきたサウンドと同じ流れを見事に注いでいると思う。
それでいて、何度も書いてしまうけど、今風のオルタナティブロックにみられう「切なさ」的な要素がどの曲にも入っていて、ポップ一辺倒でない顔を楽しむことができる点も魅力的だ。
どの曲も素晴らしいけど、今回はYouTubeにMVが公開されている「Patience」にフォーカスして紹介していく。
耳をつんざくギターリフから始まるこの曲は、EPに収録されている他2曲のようなポップ・ロックとは少し違う、どこか悲しげな一面を持っていて不思議な雰囲気が出ている。
キャッチーなロック好きにはものたりないかもしれないけど、ここまで2曲を聴いた上でこの曲を聴くことこそ意味があると思うので、ぜひEPを全て流れで聴いてみて欲しい。
欲をいえば、はっきりとサビだとわかるような曲構成になっておらず、惰性でサビ入っているような部分がありメリハリに欠けている気もした。
もう少し「明らかにサビだ」とわかるような盛り上がりがある方が僕は好きだけど、それなしでも十分にかっこいい。
何よりも、やっぱり女性ボーカルが歌うロックはかっこいいので、今後も注目のバンドだ。
Eat Your Heart Out - Patience