面白いレポートを紹介しておきます。
先日YouTube上の再生回数で長年トップに君臨していた「PSY:江南スタイル」が、ついに首位から陥落して「ウィズ・カリファ:See You Again(シー・ユー・アゲイン)」がトップになったというニュースがありました。
基本的にYouTubeの再生回数は積み上げなので増える一方なのですが、最近ラテンアメリカ圏=スペイン語圏の音楽熱により、YouTubeの再生回数が増えていくペースが加速しているというレポートがあります。
ラテンアメリカ系の音楽が空前の大ヒットに
例えば、「ShakiraのChantaje」はラテンアメリカ圏(スペイン語)の音楽ですが、10億再生を到達するのに150日必要でした。
これは「PSY:江南スタイル」より8日間早いペースです。
しかし、20億回再生に目を向けてみると、「ShakiraのChantaje」は、わずか394日で達成しています。(江南スタイルは、684日必要)
また現在YouTube上で空前の大ヒットとなっている「Luis FonsiのDespacito」は、わずか97日で10億回再生を達成しています。
このように、ラテンアメリカの音楽熱は、インターネットやYouTube(Vevo)の普及により、急激に加速しています。
この勢いは今後も続き、ラテンアメリカなど中南米の音楽視聴者が、将来の音楽的ヒットを増やすことも予想されます。
少し乱暴な言い方をしれば、特にラテン系アメリカ人のファンが十分な軌道に乗っていれば、確実なヒットに繋がるかもしれません。
ラテンアメリカ圏、スペイン語圏を対象にして、英語だけでなくスペイン語で歌えるアーティストが今後は音楽の世界を引っ張っていくかもですね。
これが一時的なものなのか、今後のトレンドなのか注目です。
Source: