なんか、騒がしいですね。
2018年2月19日、朝日新聞が以下のように報じています。
携帯電話事業者が、特定の動画サイトやSNSを利用した際のデータ通信量を料金プランの通信容量から差し引かず、見放題にする「ゼロレーティング(カウントフリー)」という仕組みについて、総務省は電気通信事業法に基づく指針を作って一部を規制する方針を固めた。
記事内では、ソフトバンクが提供中の「ウルトラギガモンスター+」が対象になっています。絶賛テレビCMなどもしていますが、YouTubeやHulu、Twitterなど一部の動画サービスやSNS視聴時のデータ通信量が無料となるプランですね。
議論の中心は、こういった大手サービスの通信量をカウントしなくなると、ユーザーはますます大手のサービスを利用するようになるため、中小規模のサービス提供事業者は不利な立場になるために、サービス間で公平な競争環境を保てない点です。
そして、あまり多くの人には知られていないかもしれませんが、SpotifyやLINE MUSIC、Google Play Musicといった定額制音楽ストリーミング配信サービスも、こういった「通信量ゼロ(オプション)」の対象として、スマホの料金プランを提供している企業もあります。
報道によると、本日20日に開かれる総務省の有識者会議にて、中間報告書案に盛り込まれる見通しとのことですが、動向に注目ですね。
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