定額制音楽配信サービス「AWA(アワ)」は「2016年の年間楽曲再生回数ランキング」を発表しました。
今回発表したランキングでは、西野カナさんの「トリセツ」が、2016年の年間楽曲再生数1位を獲得しました。
トリセツは2015年に発売された楽曲ですが、2016年6月の月間再生数ランキングでも1位を獲得するなど、2016年も根強い人気を集めていたことになります。
また先日LINE MUSICの楽曲再生数ランキングも発表されていましたので、この情報から両サービスのユーザー層を想像で比較してみます。
それでは、いってみましょう。
AWA、2016年の年間再生数ランキング
AWAが発表した2016年の年間再生数ランキングは、以下の通りです。
楽曲横の数字はリリースされた年ですね。
- 1位.トリセツ:西野カナ(2015)
- 2位.What Do You Mean?:Justin Bieber(2015)
- 3位.Sorry:Justin Bieber(2015)
- 4位.Break Free:Ariana Grande(2014)
- 5位.See You Again ft. Charlie Puth:Wiz Khalifa(2015)
- 6位.恋音と雨空:AAA(2015)
- 7位.Share The Love:THE Sharehappi from 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(2015)
- 8位.R.Y.U.S.E.I:三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE(2014)
- 9位.海の声:浦島太郎(桐谷健太)(2015)
- 10位.BANG BANG BANG:BIGBANG(2016)
\今年、最も聴かれた曲は?/
2016年の年間再生回数ランキングを発表!
1位を獲得したのは #西野カナ さんの" #トリセツ "!
おめでとうございます🎉▼2016年人気を集めた楽曲をチェック👀https://t.co/D2GuyTp2oK pic.twitter.com/HopuK2UNK3— AWA Music@CM放送中 (@AWA_official) 2016年12月28日
LINE MUSIC、2016年に最も再生回数が多かった曲ランキング
- 1位.トリセツ:西野カナ(2015)
- 2位.BANG BANG BANG:BIGBANG(2016)
- 3位.友よ〜この先もずっと・・・:ケツメイシ(2016)
- 4位.やさしさで溢れるように :Flower(2016)
- 5位.海の声:浦島太郎(桐谷健太)(2015)
- 6位.好きな人がいること:JY(2016)
- 7位.君が好き:清水翔太(2010)
- 8位.What Do You Mean?:Justin Bieber(2015)
- 9位.恋音と雨空:AAA(2015)
- 10位.あなたの好きなところ:西野カナ(2016)
LINE MUSICのランキングと比較し、ユーザー層を想像してみる
これらのランキングをパッと見ただけでも、今回AWAが発表したランキングとLINE MUSICの発表したランキングでは、ランクインした楽曲が微妙に異なりました。
この情報から、両サービスのユーザー層を想像してみます。
AWAでは洋楽もランクイン
LINE MUSICでもAWAでも邦楽は同じような曲が聞かれていますが、LINE MUSICのランキングには「Wiz Khalifa」や「Ariana Grande」といった海外アーティストの楽曲はトップ10に入っていませんでした。
AWAとLINE MUSICのユーザー層を比較すると、AWAユーザーの方が洋楽を聴く傾向にありそうです。
AWAの方が過去曲がランクイン
またAWAのランキングには2016年に発売された楽曲は1曲だけトップ10に入っていました。
一方、LINE MUSICの再生ランキングトップ10では2016年発売楽曲が5曲ランクインするなど、比較的新しい楽曲が多く再生されていました。
このことからLINE MUSICユーザーの方が流行やトレンドに敏感な層が多く、AWAユーザーは好きな音楽を長く聴く傾向にあると言えそうです。
LINE MUSICは恋愛や友情の歌がトレンドに
LINE MUSICのランキングを見ると、恋愛や友情をテーマにした音楽が多くランクインしています。
AWAのランキングと比較すると「トリセツ」や「恋音と雨空」など一部の曲は重複していますが、「好きな人がいること」「あなたの好きなところ」「君が好き」などは、LINE MUSIC側にのみランクインしていました。
このことから、恋愛や友情といった青春真っ只中を過ごしている年齢層(10代〜20代前半)のユーザーが多いと言えます。
男女比はどちらのサービスも同じくらい
どちらのランキングを比較してみても、女性目線の楽曲や「西野カナ」「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」など女性から支持されているアーティストの楽曲がランクインしています。
このことからどちらのサービスも女性ユーザーが半数以上(6-7割ほど)占めているのではないかと想像できます。
まとめ
いかがでしょうか。
これらの内容をから想像した結果、僕の考えは以下の通りです。
そんなのだいたい分かってた・・というような内容かもしれませんが、まとめておきます!
LINE MUSICのユーザー層
10代〜20代のユーザー層が中心。最新曲やトレンド、流行りの楽曲などに敏感で音楽をカジュアルに聴いている。男女比は6〜7割を女性が占めている。
AWAのユーザー層
20代〜30代のユーザー層が中心。流行りの曲も一通り押さえるが、どちらかというと自分の好きな音楽を聴く傾向にある。男女比は6〜7割を女性が占めている。
というところでしょうか。
もし公式にユーザー層が公表されることなどあれば、答え合わせをしてみようと思います。