2014年結成、横浜発エモ・ラウドロックバンド「Femtocell(フェムトセル)」さん。
活動期間は約1年だが、そんな期間の短さを感じさせないほど、東京都内だけでなく全国のライブハウスで活動している。
前回紹介した「NEKURA saw the Night View」さんに続き、女性ボーカルのエモーショナルロックだ。
繰り返しにはなるが、女性ボーカルは声質的に高音部分がキレイで、エモ・ラウド系でも力強いだけでなく、どこか暖かく優しい感じの印象が出て良いと思う。
インディーズシーンでは少しずつ女性ボーカルのエモ・ラウド系バンドを見かけるが、そろそろメジャーシーンにも登場して欲しいと切に願っている。
男性ボーカルの場合、エモ系では大御所の「envy」や活動休止してしまったが「Pay money To my Pain」など出てきているし、もう少しロックよりでは王者「ONE OK ROCK」や新鋭の「BLUE ENCOUNT」なんかもメジャーシーンで存在感を出している。
海外に至っては女性ボーカルでも超有名な「Paramore」なんかもいるので(Paramoreはむちゃくちゃキャッチーでポップな音楽も演奏しているが)、きっとこれから日本でも出てくると信じている。
紹介している「Femtocell」さんも、2015年5月29日には、渋谷O-Crestで女性ボーカル&ピアノ・エモロックで有名な「I-RabBits」さんのツアーファイナル2MAN LIVEでのオープニング・アクト出演が決まっているなど、確実にインディーズシーンで存在感を出してきているので、今年注目したいバンドさんの一つだ。
Born again
YouTube上にいくつか曲が公開されているが、2015年2月24日にリリースされた1st mini album『Born again』に収録されている一曲。
パワフルかつキャッチーなギターイントロから始まり、疾走感のあるAメロ、Bメロに繋がっていく。
エレクトロ要素を一切使っていないため、ストレートにツインギターの力強いバッキングや、ドラムとベースで曲の重たさを表現しているが、やはり重たい演奏の中での女性ボーカルの声や、コーラスのラウド部分との対比がキレイに映えている。
動画
【Born again】