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これから「音楽の価値」は、より"アナログな体験"に戻っていく

明けましておめでとうございます。

2017年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年も昨年と変わらず、お気に入りのインディーズ音楽を追いかけながら、音楽アプリやニュース・音楽業界について書いていこうと思います。

ということで、2017年第一弾は、これからの音楽業界における「音楽の価値」について書いていこうと思います。

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衰退し続ける音楽業界

昨今の音楽業界は、「CDが売れない」「音楽業界は衰退産業だ」などと、ネガティブな話しか聞かないですが、残念ながら事実です。

1年以上前にこのブログでも書きましたが、日本の音楽業界は2007年の4,666億円をピークに、2014年には2,979億円となり、なんとこの7年間で1,687億円も失っています。

世界的に見ても音楽業界はあまり良い状況とは言えませんが、今後日本だけでなく、音楽業界や音楽はどうなっていくのか考えてみましたので、新年最初の投稿でまとめてみます。

薄まる音楽の価値

現在の音楽業界における課題の一つとして、「音楽の価値」があげられます。

過去の記事でも書いていますが、これまでの音楽業界は、いわゆる「権利ビジネス」でした。

曲を作って、CDを売って、お店がCDの音源を流す権利を売って、テレビに出演して音楽を流す権利を売って・・・などなど。

そしてその権利は「アーティスト」が持っていたり、「事務所」が持っていたり「レコード会社」が持っていたりと、色んな登場人物が「一つの音楽の権利」を分け合って成り立っているビジネスでした。

しかしながら、今はデジタルな世界です。

音楽のデジタル化(ダウンロード販売)により、パッケージと比べてアーティストに分配されるロイヤリティは少なくなりましたし、現在のストリーミング配信全盛期では、さらに価値が薄まってきています。

ひとことでいうと、絶対的に音楽の価値が薄まってきており、デジタルコンテンツの音楽時代において、「権利を全員で分ける」という、これまでのビジネスモデルは成立しなくなってきています。

それでは、今後、音楽の価値を高める為には、どうすればよいのか考えてみました。

現状は、ライブなどアナログな体験が音楽の価値となっている

そういった状況を打破するために近年では「音楽ライブ市場」が盛り上がりを見せています。

これは、デジタルのコピーでは提供できない、唯一無二のライブ体験=その日その時限りのアナログな体験をユーザーに提供することで、価値を作り出してきました。

実際に、国内のライブ市場はここ10年間で凄まじい成長を見せています。

こういったアナログな体験が、今後より貴重になり、音楽の価値を高めていくと考えています。

よりアナログでディープな体験の世界に音楽は入っていく

そういった状況から想像すると、今後の音楽の価値は、絵画やアートといった「その作品に価値がある」芸術の世界に戻っていくと思います。

「誰々が演奏するライブには貴重な価値がある」

「誰々の生ピアノ演奏を聴きたい」

などですね。

それは現在の大規模フェスのようなライブ体験ではなく、より「個人向けの小規模な生ライブ」といったディープな価値を提供する必要が出てくるでしょう。

少し極端な例ですが、例えば絵画などは「購入者にとっては価値を感じるが、興味がない人にとっては価値のないもの」であるように、音楽も「本当に聴きたい人が、よりディープに音楽を体験できる」というアナログな世界になっていくと考えています。

商業的規模で考えると、デジタル時代に大衆向けに提供していた時と比べて金額面では大きく下がるはずですが、デジタル時代に大きくなりすぎた商業音楽の価値は、今後数年の間に完全に破綻すると考えています。

デジタルも最大限に利用する必要がある

しかし、何度か僕も書いているような「ネットを使ったライブ配信」などは、デジタルな世界だからこそ可能なサービスです。また、アーティストや音楽の認知度を向上させるために、デジタルを活用したマーケティングを避けて通ることはできません。

例えば「少数のファン限定でライブ動画を有料配信」といった音楽の提供こそが、今後重要な「音楽の価値」になっていくのではないか、と想像しています。

いずれにしてもこの数年間で音楽業界は大きく変化してきていますので、この数年間でどのような「音楽の価値」を作り上げるかが、今後の音楽業界の大きな課題だと考えます。

2017年、今年も変化が激しいであろう音楽業界に注目していきます。

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