ちょうど1年前からサービスが始まった、広告なしでYouTubeが視聴できる有料サービス「YouTube Red」ですが、どうも有料会員獲得に苦戦しているようです。
THE VERAGEなど複数の海外メディアの報道によると、今夏の終わり時点でYouTube Redの有料会員数は150万人、トライアル期間の無料会員が100万人ということです。
あのYouTubeが、あのGoogleが万を持して始めたサービスとしては、少し寂しい数字ですね。
有料会員になるほどの魅力がないのかな
この記事紹介時点で、YouTube Redのサービスが提供されている地域は、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国ですが、この地域だけでYouTubeの月間視聴者数は10億人と言われています。
10億人のうち、150万人が有料会員・・・。
わずか0.15%・・・。
やっぱり寂しいですね。
「YouTube Red」では、広告なしで動画を視聴できる他、オリジナルコンテンツの配信などが魅力になっていますが、やはりそれだけでは、有料会員になるほどでも無いということでしょうか。
また、人気YouTuberのコンテンツを独占配信したりして試行錯誤していますが、有料会員獲得には至っていないようです。
これまでは無料でサービスを提供し世界最大の動画プラットフォームに成長してきたYouTubeですが、有料会員サービスはどうなるでしょうか。
僕としては、動画にしても音楽にしても、「無料サービス」から「有料サービス」への転換が必須だと考えていますので、YouTube Redの動向には注目しています。
早く日本でもサービスが始まらないかな。
Source:
YouTube is still having trouble getting people to pay for YouTube