※2015/05/11追記
実際に使って見ました。「ツイキャス上のチケット販売、キャスマーケットを使ってみた」
本日2015年4月22日より、ライブ配信サービス“ツイキャス(TwitCasting)”で、EC機能や配信画面からライブ配信者自身の電子チケット販売が可能になる「キャスマーケット」が始まりました。
本日開始ということで、この記事投稿時点では公式グッズであるツイキャスのマスコットキャラのトリぬいぐるみペアセットのみ販売されています。
インディーズバンドが活用するには
現状は審査の通ったアーティストや法人などユーザーを限定して導入を進めるようですが、今後はインディーズバンドが自身のスタジオの様子をツイキャスで配信し、次回ライブのチケットをその場で視聴者に販売するという仕組みも実現できそうです。
そのためには、ライブハウス側がツイキャスの電子チケットに対応するとか色々ハードルはありますが。。
また、EC機能については、ツイキャスを提供するモイの公式グッズのみを販売するということですが、今後配信者も利用できるようになれば、TシャツやタオルといったグッズやCD音源の販売もツイキャス上でできるようになりそうですね。
動画配信を利用したバンド収益に繋がるか
現状でもUSTREAMやツイキャスといったライブ配信サービスで、自身の動画を配信しているバンドやアーティストはたくさんいますが、これまでネットでの音楽配信は、収益が難しいことが課題になっていました。
今回のツイキャスの取り組みは、ネット配信単独で収益を上げるのではなく、ネット配信からリアルライブへ送客するという点で、インディーズバンドにとっても新しいマーケティングツールになる可能性がありそうです。
気になる販売手数料も、配信中および配信終了1時間以内にチケットが売れた場合の手数料は無料で、それ以外で販売した場合は、販売価格の8%が手数料になるとのこと。