先日、日本レコード協会が「日本のレコード産業2016」を発表しました。これは毎年発行されているレポートで、日本のレコード産業における、レコードの生産実績、有料音楽配信売上、新譜・カタログ数、ミリオン認定等が掲載されています。
よく「音楽業界はヤバイ」「もう右肩下がり」と言われていますが、どのあたりが右肩下がりで、どのあたりに希望があるのかなど非常にわかりやすく数字でまとまっていますので、お時間ある方は是非読んでみてください。
全体的な話はさておき、今回僕が注目したのは「演歌では、今でもカセットテープで新譜が発売されている」というところです。
うーん、確かに演歌を聴く層には「カセット」というメディアの需要はあるとは思うんですが、売っている場所を最近は見たことないし、いったいどこで買えるんだよ。。
演歌の世界はいまだにカセットでの新譜が健在!
以下が「日本のレコード産業2016」内で発表されている「2015年ジャンル別新譜」のタイトル数にあるように、演歌はカセットでも発売されています。他一部のジャンルでもカセットで販売されている新譜はありますが、ほとんど演歌ですね。
ちなみに過去10年間も遡ってみましたが、右肩下がりではあるものの「カセット」の需要は一定数あります。
僕が無知なだけかもしれませんが、どこで買えるんだ本当に!
演歌のカセットテープは通販が主流?
で、いろいろ調べてたんですが、どうも演歌のカセットテープは「通販」が主戦場になっているようです。
実際に検索してみると、Amazonやら楽天市場やらヨドバシ・ドットコムやら色んなサイトで取り扱ってます。
ですが、いったい誰が演歌のカセットテープを通販で買ってるのかな?
・・・うーん、調べれば調べるほど深い謎に入り込んできました。
「演歌をカセットで聴く層」と「Amazonで買い物する層」が、僕の中では全然合わないんですよね。
いったい、どいういう需要と供給バランスなんだろう。
よく分からない(知らない)世界へ踏み込んでしまった気もするのですが、今回の収穫は「Amazonで演歌のカセットテープが販売されている」ということでした。もう少し深堀して調べれば面白そうですし、誰か事情通の方いたら、是非教えてください。
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