世界最大の定額制音楽配信サービスである「Spotify」が、iOS向けのアプリ「Spotify for Artists」を公開しました。
このアプリでは、Spotify上で音楽配信しているアーティスト用になっており、Spotify上で公開しているアーティストプロフィールの更新や、自身が配信している楽曲の配信状況の確認、果てはリスナーの傾向分析などができるようになっています。
どれだけ簡単にアーティストに使ってもらえるかが 鍵
今回の「Spotify for Artists」アプリについて、Spotify公式ブログでも紹介されていますが、Spotify上でアーティストがプロモーションを展開しやすくなるよう、アーティストを支援することが目的になっているようです。
音楽配信サービスや音楽サイト、アーティスト向けのWEBサイト構築サービスなど、アーティストを支援するサービスはたくさんありますが、やはり如何に簡単に使えるかは重要ですよね。
どうしても「更新が面倒くさい」とか、「やり方が分からない」とか、「更新したいけど手間がかかって時間がない」など、いろいろと不満はつきものです。
そんな悩みを解決し、スマートフォンのアプリ上でこういった作業を簡単に行えるようになっており、どこからでも情報のアップデートが可能になっています。
また、Spotify for Artistsアプリを使えば、再生数においては、新しい楽曲をリリースしてから最初の1週間は、楽曲の「再生回数」が即座に反映されるようになっており、新しいシングル、EP、またはアルバムなどが、ストリーミングされた回数を正確に知ることができるようになっていたりと、かなり使い勝手が良さそうです。
アーティストにとっても何回聴かれたか?は気になる数字なので、即座に知れるのは良いですよね。
さらにはリスナーの音楽の聴き方や好み、性別や年齢、視聴している場所、その他の関連アーティストなど、視聴者傾向分析もできるなど、かなり多角的な分析ができるようですね。
世界最大の音楽配信サービス「Spotify」ですが、アーティストあってのサービスになっていますので、今後もこういったアーティスト支援の体制は強化されていきそうです。