2008年に和歌山で結成、何度かの活動休止やメンバーチェンジを挟み活動をしているエモ・パンクロック系バンド「Fated Lyeno(フェイテッドライノ)」さん。
僕のブログ、普段は関東圏を拠点に活動しているインディーズバンドさんを主に紹介しているが、今回「音楽アルバムをスマホアプリでリリース」というニュースを見たので、どうしても紹介したくなった。
音楽をスマホアプリという形で販売する
今回「Fated Lyeno(フェイテッドライノ)」さんは、音楽コンテンツをスマホ用のアプリとして販売するサービス「APPS PLAYING」を利用した第1号サービスとして、過去作や未発表曲を含む「Fated Lyeno complete app」をリリースしました。
レコードがCDになり、CDがデジタル音源のダウンロードになり、最近では定額制のストリーミング配信になるなど、音楽を提供する形は常に変わってきましたが、また新しい形としてスマホアプリで販売されるようになりました。
この「APPS PLAYING」では、収録された音源だけでなく、歌詞やライブ写真、ブックレットといった様々な要素がパッケージ化されているようで、いまや多くの人が持ち歩くスマートフォンの中に好きなアーティストの情報がまとめて入るようになっています。
驚き、アップデートで新曲を追加!
「APPS PLAYING」の機能として、今回の『Fated Lyeno complete app』でも、後日のアプリアップデートにより未発表曲が3曲追加されると案内されています。
これ、地味に凄いですよね。
仕組み的に、もともとアプリ内に取り込み済みの音源を可視化するアップデートが行われるのか、それともアップデートを行うことで単純に音源が追加されるのかは分かりませんが、もし後者の仕組みが実現できるのであれば、例えばアーティストの公式アプリなどを作成すれば、常に新曲をアプリ内に販売・配信し続けることができます。
さらに有料/無料の選択やファンクラブ会員の有無などコントロールすることができれば、新しい音楽提供の形としてのスマホアプリは、かなり広い可能性を秘めている気がしました。
今のところiOS8.0以降のiPhoneやiPad向けのアプリのみとなっているようですが、今後も「APPS PLAYING」を利用して音楽をアプリで販売するアーティストが増えそうですね!
Fated Lyenoさんの曲もエモくてカッコイイ
気になるFated Lyeno(フェイテッドライノ)さんの楽曲ですが、パンクロックとエモを合わせたような音楽です。疾走感のあるロックナンバーに変則的なジャズコードやリズムパターンが入っており、感情的なニュアンスが出ています。
iTunesでの販売やApple Musicでストリーミング配信されていますので、是非聴いてみてください!