2013年8月結成で、都内を中心に活動されている「ミラクルチンパンジー」さん。
ファンキーなサウンドをベースに盛り込んだJポップ・ロック系バンドだ。
一通り音楽を聴いてから、メンバーのみなさんが既にそれぞれの分野で精力的に実績とともに活動されている方達だと知った。。でもバンドとしてかっこいいから、このまま紹介することにしよう。
ファンク系ロック、もっと流行って良いと思う
決して流行ってないわけではないと思うが、もっと流行ると思う。
ファンクロックはサマーチューンっぽい印象が強く出せるし、ケツメイシとかRIP SLYMEが流行ったことを考えれば、十分僕らの感性に響くと思う。
僕は以前ベース関連の記事でも書いたけど、ファンク系の音楽にはかなり影響を受けているし、今でもよく聴く。
なので、こういったファンク要素・ファンクサウンドを取り入れたロック色の強いバンドも大好きだ。一言で「ファンク要素」といっても要素の強さに強弱はあると思うが、日本の有名どころでは「スガシカオ」とか、洋楽では「Maroon 5」の一部の楽曲とか、いかにもなファンクというよりは、ロック色が強めというところ。
日本でも、昨年メジャーデビューした「在日ファンク」とかが一定の知名度を上げてきているが、正直一般の「ファンク」認知度はどのくらいなんだろうか。「在日ファンク」も歌詞の中毒系を狙って攻めるなど一捻り効かせた上でファンキーな音楽を演奏している。
まぁ何が流行るか分からないが、もっとファンク色の強い音楽が流行って欲しい。
ちなみにボーカルの大西洋平さん、普通にすごいけどバンドとソロのギャップがありすぎだと思う。いや、本当にすごい。
刺激的なイキザマ
16ビートのリズムに乗っている、カッティング系ギターと電子ホーン系の音色がファンクな雰囲気を出しているナンバー。思わずリズムを足で刻みたくなるし、ちょっとしたアレンジから装飾のつけかたなどかなりファンキーな一曲だと思う。
あと、歌詞がかなり良い。YouTubeに公開されている動画には歌詞が書いてあるのだが、見ながら聴くと心に語りかけてくる。
楽曲自体は2年前の曲のようだが、とても洗練されていて都会的な雰囲気が出ていると感じた。
うん、かっこいい。
イナズマHEAVEN
2014年12月にリリースした1st Album「サイ」に収録されている1曲で、これからの季節に聴きたくなる感じだ。
4つ打ちビートを取り入れたりと、正直ちょっとファンキーさが薄くなっているものの、ベースのリズムやアレンジ、ギターサウンドにその要素は残っている。特にギターサウンドは、ディレイやコーラスを効かせた空間系とカッティングの混ざった感じがファンキーだ。
このアルバム「サイ」に入っている他の2曲YouTubeに公開されているが、曲調はそれほど似ていない。どちらかというとJポップ要素が増えているが、確かに全部が全部同じようにファンキーな曲だとバンドとしても飽きてしまうので、アルバムとしては色んな曲があったほうが楽しい。
これからどんな楽曲をメインに演奏されるのか分からないが、個人的には本当にロック色の強いファンクが流行って欲しいので、今後の音源が楽しみだ。