バンドで地味なパートはベース。
ジャンケンで負けた人がベース。俺はギターを弾きたかった。
女の子にモテないのはベーシスト。
ギターより音量で目立ってはいけないパート、それがベース。
そんなベーシストのみなさん、朗報です。
水ではなく低音で消火する
アメリカの大学に通う学生が、従来のように水を使わず、およそ30〜60hzの低音を炎に向けてあてることで消火可能な新たな消火器の開発を行っています。
元ネタでは30~60Hzの周波数帯を「50セントみたいなラッパーが使うヒップホップのとても低い低音かな!」といっていますが、ちょっと重ためなラウドロック系やスクリーモ系バンドだと音としてありえる周波数帯です。
60Hz以上は削るって人が多いかもしれませんが、デスメタルとかだと文句なしにバッチリですね。
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“But it’s low-frequency sounds—like the thump-thump bass in hip-hop that works,” says Tran, who joked that rappers like 50 Cent could probably douse a fire, and that hip-hop celebrity endorsements might be just the ticket to hawk their fire extinguisher.
引用元:Pump Up the Bass To Douse a Blaze: Mason Students’ Invention Fights Fires
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動画
終わりに
現在、実用化に向けて開発を進めており、大学側も予備特許取得の申請を支援しているとのことです。
これから夏に向けて野外フェスが本格的になってくる時期ですが、「消化器代わりにベースアンプ」が実現する日もそう遠くないかもしれません。
ベーシストのみなさん、自信をもってどんどん低音を出していきましょう。