日本でも大人気のリップシンクアプリ「Tik Tok」を運営する中国のスタートアップ大手「Bytedance」に買収された「Musical.ly」ですが、ついにTik Tokに吸収され、1つのグローバルビデオプラットフォームになることが発表されました。
2017年11月に買収が発表されてから約10ヶ月、ついにMusical.lyは無くなってしまうことになりました。
統合によりTik Tokは、より良いサービスへ
統合したアプリは今後も「Tik Tok」として提供されますが、新しいTikTokは、友達のビデオに反応できる「リアクション機能」や、新しいユーザーインターフェイスによる、簡単なビデオキャプチャや編集ツールを提供するなど、Musical.lyとTik Tok両方の良かった要素を取り入れています。
また、視聴者の好みに基づいてパーソナライズされたビデオをレコメンドする、独自の "For You"フィードも用意されています。
今回の統合について、musical.ly の共同創業者で、現在はTik TokのSenior VPであるAlex Zhuは以下のように述べています。
musical.ly は最近、月間アクティブユーザーが1億人を突破し、新たなステージへ入ることに、とても興奮しています。
時計の音を意味するTik Tokは、ショートムービー・プラットフォームの本質を表しています。
我々はこの新しいアプリで、世界中の創造力や知識をキャッチし、皆様の貴重な人生の瞬間を忘れないように思い起こさせたいと考えています。
musical.lyとTik Tokは、誰もがクリエイターになれるコミュニティを作る共通のビジョンを持っているので、両アプリが統合されることは自然な流れです。
なお今回の統合後も、既存のMusical.lyユーザーのアカウント、コンテンツ、フォロワーは、アプリ更新により、自動的に新しいTik Tokアプリに移動するとのことです。
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