YouTubeが公式ブログにて、ユーザーが投稿できる360度動画の「Spatial Audio(スペーシャル・オーディオ)」に対応すると発表しました。
あまり聞かない「Spatial Audio(スペーシャル・オーディオ)」という言葉ですが、いったいどういう機能なのか調べてみました。
音源の位置に合わせて音が聞こえてくる!
「Spatial Audio(スペーシャル・オーディオ)」とは、簡単に言うと「自分が見ている方向に応じて、音の聞こえる位置が変わる」機能です。映像を見ている時に左側から音が出ていれば左側から音が聞こえ、スマートフォンを動かして音源が右に変わると右から聞こえてくるというわけです。
なかなか言葉で説明するのは難しいですが、Androidスマートフォンを持っている方は、次の動画をYouTubeアプリで視聴してみてください。僕はNexus 5で見てみましたが、ばっちり「Spatial Audio(スペーシャル・オーディオ)」に対応していました。
スマートフォンを左右にふれば、音源の位置が変わる毎にイヤホンの「L」「R」で、音楽の聞こえてくる方向が変わりましたよ!
残念ながら、現時点で「360度動画のライブストリーミング配信(生配信)」では「Spatial Audio(スペーシャル・オーディオ)」に対応していないのですが、今後対応を進める予定だそうです。
One step closer to reality: introducing 360-degree live streaming and spatial audio on YouTube