YouTubeは2016年11月30日(米国現地時間)、YouTube LIVEのライブストリーミングも4K配信に対応を開始したと発表しました。
これまで60fpsで1080p(フルHD)配信が最大でしたが、今回の対応で60fpsで4K配信ができるようになりました。
当然、視聴するにも4kに対応したデバイスが必要ですが、そもそも一般の人が4k 60fpsでのライブストリーミング配信ができるような環境は、果たして簡単に構築できるのでしょうか?
ということで、簡単に調べてみました。
4k 60fpsでYouTubeのライブストリーミング配信をするには・・。
今回は、よくある「ゲームの実況」や「ビデオカメラで撮影したライブ配信」みたいなケースを想定して、果たして安い機材はあるのか調べてみました。
ゲームをPC経由で配信する場合
色々とキャプチャボードを調べてみたのですが、現状「Intensity Pro 4K」が「4k 30fps」対応のキャプチャボードとして、最高スペックのようです。
探せば4k 60fps対応のキャプチャボードもあるかもしれませんが、僕は見つけることができませんでした。
エンコード・ソフトウェアとしては4k 60fps対応もいくつかあるようなので、キャプチャボードが進化するのを待つ必要がありそうです。
ゲーム機から直接配信する場合
先日発売されたばかりの「PS4 Pro」は、すでにYouTubeライブストリーミングで1080p 60fpsでゲームを配信できるようです。
PS4 proはソフトによっては「4k 60fps」でのプレイに対応していますので、アップデートなどにより、PS4 pro経由での4k 60fps配信にも対応するかもしれません。
もしかするとPS4 Pro経由での4k 60fps配信が最も気軽にできるようになるかもしれません。
ビデオカメラで撮影した映像のライブ配信
これは、現状一般の人が対応するのは難しそうですね。
すでに多くの企業が4k 60fpsインターネット配信の実証実験など行っていますが、基本的に大規模な配信環境を構築しています。
そもそも4k 60fpsでストリーミング配信できる機材が業務用しか無さそうですねぇ。
そのうちスマートフォンが進化して、スマホから直接4k 60fpsの映像配信ができる時代がくるかもしれませんが・・・。
まとめると
ということで、軽く調べた感じですが、「ゲーム配信」は近いうちに4k 60fpsでのYouTube配信が、一般的になるかもしれません。
僕としては、アーティストのライブとかフェスとか、音楽関連の4k 60fpsライブ配信が広く普及してくれると嬉しいですが、しばらく先になりそうですね。。
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