中国の音楽企業グループTencent Music Entertainment(TME)は、2019第1四半期の業績で、57億4000万中国人民元(約936億4000万円)の収益を計上し、前年同期の41.2億中国人民元(約656億3000万円)を約40%上回りました。

総売上高のうち、約280億円がTencentのオンライン音楽サービスからのもので、月額有料会員などの定期購読料、サブライセンス、および音楽アルバムの売り上げが含まれており、そのなかで、QQMusicなどの有料音楽配信サービスの売上高が約116億円を占めています。

現在、TMEの音楽ライブラリには、国内外の音楽レーベルから3500万以上の楽曲が収録されており、中国の音楽市場でも有料の配信サービスが存在感を示すようになってきていますね。

今回の発表によると、同社の純営業利益は1億7100万ドルとなり、前年同期比で約23%増加しました。コンテンツとライセンス料、そして収入の分配により、第1四半期の売上原価は52.2%増の5億5200万ドル、売上総利益または当四半期は20.8%増の3億300万ドル、総営業費用は1億5500万ドルに達し、前年同期比28.3%増となり、売上・利益ベースともに凄まじい勢いで成長しています。

一方で、オンライン音楽サービスをモバイルで利用する月間ユーザー数は、625万人から654万人へと前年同期比で4.6%増加したに過ぎず、音楽アプリの有料ユーザー数も2840万人と、2018年第4四半期から140万人増加したのみです。

さらに懸念しているのは、これらの音楽サービス利用者一人あたりの課金額が1.2%減の1.21ドルとなっています。

"音楽コンテンツは海賊版しか出回らない”とまで言われていた中国音楽市場でここまで成長してきたTencentの、今後の動向にも注目です。

Source:

Tencent Music Tops Revenue Estimate But Monthly User Growth Slows in Q1

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