Tech Crunchによると、世界最大級の定額制音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」が、オンライン上でアーティストがバーチャルイベントとシームレスに連携できる機能の開発を行っているようです。
この機能が写っているとみられるスクリーンショットをリークした写真がTwitterに出回っていますね。
Spotify is working on Virtual Events
The virtual event shown here is actually 2020 iHeartRadio Music Festival pic.twitter.com/I6BJDqeAnc
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) August 25, 2020
こちらの写真では、韓国の人気アーティスト「BTS」のSpotifyプロフィールページに、新しい「今後のバーチャルイベント」セクションがあります。イベントをタップすると、BTSが9月19日に出演するバーチャルイベントが表示されるようになっていますので、近い将来、正式サービスとしてリリースされる機能なのかもしれません。
Spotifyはこれまでも、アプリ上から、リアルで開催されるライブイベントやコンサートのチケットを購入できる機能を提供してきていましたが、リアルイベントが開催されない状況を経て、バーチャルで開催されるイベントと連携するという動きは何の違和感もありません。
日本でも先日、チケットぴあの2020年4-6月期の収益が前年同期比90%減となっていたり、海外のライブイベントプロモーターであるLive Nation(ライブネーション)の直近の4半期決算も公演中止により98%減となっていたりと、リアルライブイベントは壊滅的な状況が続いています。
こういった状態は今後も続いていくと予想されていますので、Spotifyは本腰を入れてバーチャルイベントとの連携を進めていくかもしれませんね。
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