バンドマンや下積みミュージシャン、お金ないですよね。僕もそうでした。
ライブやスタジオ、レコーディングのためにお金が必要なんですが、バイトを探すにしても「金髪で長髪、髪型自由が必須」「ピアス(穴)とか大丈夫」「ライブやスタジオ優先でシフト組みたい」「学校の授業もある」と、いろんな条件をつけてバイトを探す必要があります。
ということで、僕自身の経験も踏まえてバンドマンや下積みミュージシャンにおすすめのアルバイト6選を紹介します。
基本は容姿が関係ない仕事がオススメ
僕はバンドマン時代、短髪の金髪にピアスたくさんでした。
その見た目だと、やっぱり接客業のバイトは敬遠されがちなんですよね。
なので「倉庫での検品・軽作業」「警備・交通整理」「飲食店のキッチン」「コールセンター」「コンサート・イベントスタッフ」など色々経験しました。
それぞれのメリット・デメリットを紹介しつつ、オススメ順に紹介していこうと思います。
1.倉庫での検品・軽作業のバイト
メリットとしては、接客などのように人を相手にしないバイトなので、服装・髪型が自由のところが多いと思います。同じように長髪のバンドマンらしき人もたくさんいました。
仕事の内容としては、製品に不良品がないか目視で確認することや、商品のパッケージにシールを貼り付ける作業などがメインでした。
一方・デメリットとしては、とにかく「ひたすら」作業することが中心になるので、少し根性が必要かもしれません。
また地域や場所によっては、飲食店などのバイトと比べると少し時給が低いかもしれませんが、それでも服装・髪型が 自由なのでオススメです。
2.コールセンターでのオペレーター
たぶん、一番多くのバンドマンに出会ったバイトはコールセンターのバイトだったと思います。
コールセンターのアルバイトのメリットは、実際に対面でお客さんと話すわけではないので服装や見た目は自由なところが多いです。
仕事の内容としては、問い合わせ対応や商品の営業の電話など、色々なパターンがあり、時給が非常に高いのも良い点です。
一方デメリットとしては、覚えることが非常に多く業務の内容が難しいことでしたね。笑
普通に研修があって仕事の内容覚えて、電話でお客さんと話して、、、と、なかなかに大変でした。
またクレーム対応などが多い電話窓口だとストレスも溜まったりして音楽活動に影響が出るかもしれないので、向き不向きはあると思います。
3.警備・交通整理のバイト
工事現場などで交通整理や警備をするバイトです。
メリットとしては、単発・日雇いのアルバイトが多く、比較的バイト代も高いので、とにかく現金が必要な時にオススメです。
見た目に関して何かを言われることも全くありませんでした。
デメリットというほどではないかもしれませんが、とにかく立ちっぱなしなので体力勝負でしたね。
あとは3車線の道路の工事現場とかで交通整理してると、まじで身の危険を感じることもありました。笑
目の前をあんなスピートで通らなくてもって感じでしたね。
4.居酒屋など飲食店キッチンのバイト
飲食店は髪型に厳しいイメージがありますが、探せば髪型自由のバイトも多いです。
お客さんの注文を取るホールのバイトは身だしなみに厳しく、金髪・長髪は敬遠されるケースも多いですが、キッチンは比較的自由で金髪・長髪OKの場所もあったりします。
ただ包丁とか使うケースも多いので怪我のリスクも増えます。
実際に僕は飲食店のキッチンで指先をヤケドしたことがあります。自分の不注意ですが、楽器が弾けずに辛かったですね。
5.コンサート・イベントスタッフのバイト
ライブ・コンサート・展示会など、あらゆるイベントの「設営」や「運営」をするスタッフのバイトです。
金髪・長髪など髪型自由で応募する場合は、「設営のバイト」ですね。「運営のバイト」は髪型に厳しいです。
「設営のバイト」は会場にイスを並べたり、ステージの位置を調整するために舞台を運んだりと肉体労働がメインです。
作業内容によっては夜間や深夜作業、イベント開始前の早朝作業になることもザラにあります。
とにかくキツイ仕事で怪我をするリスクもあります。
それでも単発・日雇いの案件が多くバイト代も高いので、どうしても短期でお金が必要な時にはおすすめです。
ちなみに僕は黒髪・単発で「運営のバイト」もしたことがありますので、こちらの詳細は以下で詳しく書いています。
6.音楽スタジオ・ライブハウスでのバイト
これは定番ですね。
知り合いがバイトしているスタジオで練習する、バンドマンあるあるだと思います。
知り合いがドリンク窓口してるライブハウスに出演する、バンドマンあるあるですね。
基本的に人手不足な業界、かつ重労働で拘束時間も長い仕事が多いですが、常にバイトは募集していますし音楽好きにはもってこいのバイトだと思います。
みなさんご存知の通り、それなりの根性が必要ですが常に音楽に触れていたい人にとってはオススメのバイトですね。
終わりに、バイト中心にならないように!
いかがでしょうか。
まとめると、
・服装や見た目が自由である
・シフトが組みやすい(予定を立てやすい)
といった点が、バンドマンがアルバイトをする上で重要なポイントだと思います。
ただし、長期的に音楽活動をしていくのであれば、アルバイトのやりすぎには注意してください。
コールセンターのバイトなどはシフトを増やせば増やすほどそれなりの金額を稼げるようになりますが、そうなってくると生活がそれだけで成り立ってしまい音楽への情熱が冷めてしまいます。
また飲食店のアルバイトなどは同世代も多いため、みんなで遊びに行ったり旅行に行ったりと非常に居心地の良い場所になってきます。
もちろんそれはそれで良いことなのですが、そうなってくると本来の音楽活動に支障をきたしてしまうケースもでてきます。
何かのために何かを犠牲にするということは仕方のないことかもしれませんが、自分がやりたい音楽活動にも影響がでない範囲で、アルバイトは探すべきですね。
紹介したバイトだけではありませんが、自分にあったバイトを探してみてはいかがでしょうか?