Appleは、米国時間2016年9月7日に新型iPhone「iPhone 7/iPhone 7 Plus」などを発表し、このイベントでApple Musicの有料会員数についても公表しました。
その数、なんと1700万人に!
4月末の時点で1300万人の有料会員と公表していましたので、わずか4ヶ月程の間に400万人もの有料ユーザーが増えたようです。
音楽プレイヤー・音楽の聴き方をどんどん変えていく
今回のイベントで、Apple Musicについては特に新機能やUIについては触れられませんでしたが、 新型iPhoneの「iPhone 7/iPhone 7 Plus」では、噂通り3.5mmイヤホンジャックが廃止されたことが明らかになりました。
iPhoneだけでなく、Androidスマートフォンや日本のガラケー、MacやWindowsといったPC、Walkmanなどの音楽プレイヤーにいたるまで、ありとあらゆる製品に搭載されている3.5mmイヤホンジャックが廃止されたわけです。
代わりに利用するのがiPhoneの充電ケーブルなどと同じ規格のLightning接続です。
しかし、今回のイベントで明らかになった大本命は「完全ワイヤレスのイヤホン」ですね。すでにBluetoothイヤホンなどで音楽を聴いている人も多いかもしれませんが、Appleは今回、完全ワイヤレスのアップル純正イヤホン「AirPods」も発表しました。
この「AirPods」は、両耳のイヤホンをつなぐケーブルすら廃止された「完全なワイヤレスイヤホン」です。片耳つづイヤホンを装着するだけなので、ケーブルのストレスは一切なくなるというわけです。
AppleはこれまでiPodによって音楽プレイヤーの世界を変え、iTunesやApple Musicによってデジタル音楽の聴き方を変えてきました。
今回は「AirPods」によって、イヤホンの世界を変えてくるようです。
こちらについてはまた詳細を書こうと思いますが、音楽の世界は配信方法といったソフトウェアの世界だけでなく、ハードウェアの世界でも革新が続いていきますね。
- Source:
Tim Cook Touts New Apple Music Subscriber Count, Welcomes Mario to iOS